小麦粉の雑学 | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

蕎麦打ちの繋ぎには色々なものを使いますが、一般的には小麦粉。

そこで小麦粉についての雑学を。

 

 

小麦粉の歴史は古く、紀元前7000年・西アジアが起源とされ、狩猟生活をしていた人達が安定した食物を確保すべく農耕文明を身につけました。

当初は雑草の一種でしたが、食べ方も進化して小麦をすり潰して水を加えて焼くことを発見しました(パンの始まり)。

紀元前2000年頃にインド・中国に伝来し、日本へは4~5世紀に伝来したことが弥生時代の遺跡から確認されています。

 

小麦粉や蕎麦粉は紙の袋に入っていますが、これは呼吸しているから。

 

冷暗所など、保存状態が良ければ製造後数年経っても使用できる食品。

普通の条件下では、中力粉・薄力粉は1年、強力粉は半年とされます。

 

パスタが日本に伝わったのは明治28年、新橋のレストラン・コックがイタリアから持ち帰ったのが最初といわれ、昭和初期から少しずつ国産化。

イタリアから全自動パスタ製造機が輸入された昭和30年代から浸透。

 

-裏技-

換気扇や油の付いたものに軽く水をかけ、更に小麦粉を振りかけて3時間程放置すると、油を吸い取ります。

その後熱いお湯をかけて雑巾で拭き取るだけでキレイに。

小麦粉に含まれる蛋白質が油を吸い取ってくれるので、中性洗剤などでゴシゴシしなくても大丈夫。

 

 

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