蕎麦粥(そばがゆ) | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

 

丸抜き(剥き実)の蕎麦を軟らかくなるまで、約20分ほど煮込みます。

そば雅の蕎麦粥は、スクランブル玉子・葱・生姜を入れ、蕎麦つゆで味付けをし、最後に湯葉を乗せて出来上がり。

簡単に作れ、召し上がった方からは好評です。

 

 

-粥(かゆ)-

昔は米を蒸した「強飯/こわめし」や水で炊く「姫飯/ひめめし」が食べられていました。

粥はもっと前からで、今でいうご飯を「堅粥」、粥にあたるものを「汁粥」と呼んで食していましたが、粟だけの「粟粥」や茶や芋を入れた「茶粥」「芋粥」も。

「芋粥」は平安時代の貴族が宴の時に出されるご馳走だったそうです。

粥はその年の農作物の豊凶を占うためにも使われ、煮えている粥と農作物の中へ占い用の箸を入れ、箸に着いた粒の多少で神意を尋ねた、といわれています。

粥は本来ハレの日の食べ物でした。

 

 

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