蕎麦猪口(そばちょこ/そばちょく) | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

安価で使い勝手が良くて選択幅が広い、ということがあって熱狂的な蒐集家もいる蕎麦猪口。

古伊万里から現代作家までの彩り豊かな写真と、時代区分や歴史背景を載せた専門書も多く出版されています。

 

蕎麦猪口の語源は朝鮮語の(チョンチ/小椀)からきているともいわれますが、横に寝かせると猪の口に似ているから、という説も。

日本での原形は有田焼で、伊万里港から全国に広がりました。

用途が広いので重宝されている生活に密着した雑器です。

湯吞み・サラダ・ぜんざい・お汁粉・酒杯・小丼・スイーツ・アイスクリーム・スープ等の食器の他に、工夫してサボテンやミニ盆栽としても。

 

利き酒には升がよく使われますが、蕎麦猪口にも出番があります。

(蛇の目猪口)とよばれ、底の裏側に丸いへこみがあって、蛇の目に似ている蕎麦猪口です。

 

 

(ちょこ)が正しいのか(ちょく)が正しいのかといえば、元来は(ちょく)でしたが、時の流れで(ちょこ)になったようで、どちらも間違いではないのですが(ちょく)といった方が、「通」っぽいというのが面白いですね。

 

 

 

 

 

(そば・うどん)のボタンをクリックして頂きますと励みになります。

 

   ↓

 

にほんブログ村 グルメブログ そば・うどんへ
にほんブログ村

 

読者の皆様へ

いつも励みになるコメントをいただきありがとうございます。

申し訳ございませんが暫くの間コメントおよびメッセージの受信を控えさせていただきます。

また再開の際にはご連絡させていただきますので宜しくお願いします。