蕎麦を食べるときに欠かせない薬味の葱ですが、誘眠剤効果があります。
慢性的に眠りにつきにくい人もいますが、時によってはなかなか寝付けないこともありますね。
そば雅が子供の頃に寝付けないような時、母親が枕元に葱を置いてくれました。
葱には大蒜と同じアリミンが含まれていて、鎮静作用があるので誘眠効果があります。
誘眠剤は薬も多種ありますが、クスリを飲みたくない時は良いですね。
中国では3,000前から栽培されていたそうですが、日本へ渡来したのは奈良以前らしく、日本書紀には735年の聖武天皇時代に天然痘が流行し、対策として葱を食べることで効果があった、と記されています。
日本最古の薬事事典「本草和名/ほんぞうわみょう」にも、葱の殺菌作用や解毒作用が載っているそうです。
葱は古代から、神事や祭事に奉納、悪魔払いにも用いられたようです。
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