俎板・真菜板(まないた) | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

英語では(CUTTING BOARD又はCHOPPING BOARD)の俎板。

現在は殆ど「俎板」と表記しますが、元々は「真菜板」でした。

 

古くは野菜・副菜・魚などは全て「菜/な」と呼ばれ、古事記でも魚のことが「な」として登場しています。

 

全てが「な」では混乱してしまうので、魚のことを「真菜/まな」と呼ぶように分け、これを調理する時に使う木の板から「真菜板」になりました。

その後中国から伝わった漢字を当てて「俎板」が通用語に。

(先史時代は当然ながら石の上で調理をしていました)

 

蕎麦打ちで使う俎板は大きさ・厚さ・材質は(桧・柿・銀杏・桐)など色々な種類がありますが、中でも桧の寄木が使いやすいとされています。

狂いがないことと、包丁があたった時の感触が適度に良いからです。

 

 

 

1升目が1寸になっているので、切りべら23本の定法に合致、20~23回を目安に麺体を切れば、1.3~1.5㎜の中打ち蕎麦になります。

 

※そば雅の蕎麦打ち俎板は小口米桧寄木で、40×90×3で誂えました。

 

 

 

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