失敗しない蕎麦打ち | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

ふ難しいから、と敬遠される向きもありますが、自分で打った蕎麦は格別の味です。

美味しいお蕎麦に巡り会えないから、と自分で試し打ちをしたり、蕎麦打ち体験に顔出しするのですが、どうも上手く出来ない、ということも多いようです。

そこで、失敗しないために纏めてみました。

 

 

・水を選ぶ

(硬水では繋がりづらいので軟水を使ってみる)

 

・良質な蕎麦粉を使う

(土産売り場や店頭に並ぶ物は劣化していることが多い)

 

・適量打つ

(打つ量が少ないと水回しが困難、最低300㌘/三人前以上だと打ちやすい)

 

・一気加水しない

(加水は状態を見ながら3~4回に分けて入れる)

 

・指南書の加水率に拘らない

(粉の状態・室温や湿度で大きく変わる)

 

・手で擦る場合は、手を平たく合わせると練ってしまうので、丸く包むように

 

・延しの形に拘らない

(延しは形よりも均一な厚みを重視する)

 

・汗をかき過ぎるのは余分な力の入れ過ぎ

 

・切る時は手を止めて覗かない

(切り始めたら毎回覗き込むと切り幅が不揃いに)

 

・庖丁を持ったら脇を締めて、一定のリズムで切ることで麺の切れ幅が揃う

 

・駒板の力加減・手の置き方・庖丁の握り方次第で麺体が歪むので注意

 

・茹ですぎない

(大量に沸騰したお湯の中に投じて、1分以内で掬い上げる)

 

※専用の道具がなくても家庭にある物で殆ど間に合いますが、麺棒だけは必要です(100円ショップのもので十分)、木鉢がなくてもナイロン袋代用なら5分間手で振る方法もあります。

 

 

 

 

 

 

 

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