暖簾分けとフランチャイズ | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

似ているようで、実は大きな違いがあります。

 

暖簾分けは江戸時代から踏襲されている商慣習で、家人や永く勤めた奉公人に報いたりするために同じ屋号を使うことを認めて、円滑に独立させることですね。

飲食に限らず、いろいろな業種に見受けられます。

商号・技術・格式・伝統・顧客・全てのノウハウ等、有形無形の財産を指します。

 

フランチャイズは加盟を希望する人や法人を募り、某かの勉強をしてある程度の金額を託した上で契約を交わして、画一化された店舗の看板や造りをします。

仕入れなどは当然本部経由ですが、対価として取り決めたロイヤリティを売上に準じて本部に支払います。

 

マック・デニーズ・吉野や・ケンタッキー等は、どこで食べても味も値段も一緒です。

ラーメンも同じで味に殆どバラツキはありませんし、洋食も然りです。

 

でも、蕎麦だけは看板は同じでも、店によって全くといって良いほど値段も味も量も違います。

独立した後に独特の味に変化したり、独自の商品を開発したり、いろいろ工夫されたりしながら変化・進化していきます。

 

 

マニュアル化されていなくて、ある意味では職人さんの域から脱していないともいえるわけですね。

 

 

 

 

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