江戸の昔は、蕎麦もうどんも同じ値段だったそうです。
今はうどんより蕎麦の方が間違いなく値段が高いですね。
単純な理由としては材料の仕入れ値が高いからなのですが、他にも理由があります。
(国産蕎麦粉1㎏は1000~1200円程、小麦粉1㎏300~500円)
昔と違い、今は蕎麦粉と小麦粉の絶対供給量が違うための価格差。
水・醤油・薬味・食器などに拘るのも蕎麦屋に多く見られます。
厨房と店内にいる人の総員が蕎麦屋の方が多いということと、手間がかかるということも大きな要素です。
手打ちであれば尚更のことですし、うどん屋に比べて蕎麦屋の方が店舗造りの投資が高いという傾向にあります。
古民家を買い取って蕎麦屋を開業するのに1億円を要した、という店も知っていますが、もう驚きですね。
余程沢山の集客をするか、値段を高く設定するしか投資の回収は無理です。
少々高くても美味しい蕎麦を提供してくれる店なら何度でも出掛けますが、お琴のBGMなどを流して造りが凝っているだけの店で、高くて美味しくない店には、幾ら造りが豪華でも足を運びたくないですね。
ご訪問有難うございます。
(そば・うどん)のボタンをクリックして頂きますと励みになります。
↓