青森県・三戸から岩手県・九戸あたりに伝わる郷土の家庭料理である「かっけばっと」ですが、欠片蕎麦(かっけそば)とも。
蕎麦粉から作る「そばかっけ」は江戸時代末期には既に食べられていたそうですが、麦から作る「むぎかっけ」は30年ほど前から。
元々夜などに食べる鍋料理で三角に切って食べるのですが、最近ではパスタやうどんの材料を切って食べることもあるそうです。
地元では専門のお店もあるとか。
だし汁に豆腐・葱・大根・椎茸などを入れ、7~8分程茹でてから大蒜味噌や葱味噌で食べます。
名前の由来は、蕎麦打ちの切れ端(かけら)から転じて(かっけ)になった、とされています。
延した二八を地元風に切って、材料を投じて作ってみましたが、ヌルッとした独特の食感で美味しく、寒い時は体が温まりますね。
「そばかっけ」として、茹でるだけのものも販売されているようです。
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