高知県佐川市の遺跡から9.000年以上前の蕎麦花粉、埼玉・岩槻区の遺跡から3.000年以上前の蕎麦種子が見つかっています。
米より古いわけですね。
蕎麦が初めて歴史上の文献に載ったのは、797年に完成した「続日本紀」という史書で、奈良時代の女帝・元正天皇の出した詔。
・縄文時代 粥状にしたり殻の付いたまま焼いたり
した
・奈良時代 曾波牟岐と呼ばれていた
・平安時代 農民が飢饉対策として栽培していた
・鎌倉時代 中国から石臼が伝来し、殻を除いて蕎麦掻きや蕎麦餅に
・室町時代 曾波牟岐から蕎麦と呼ぶようになる
・江戸時代 麺状から麺切りが生まれ、江戸を中心に日常食として拡がる
1751年には蕎麦の製法や蕎麦屋の様子まで記した「蕎麦全書」なるものが発刊され、蕎麦が庶民生活に広く溶け込んでいることが分かります。
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