「蕎麦切り」という言葉が初めて登場するのは、四代将軍家綱の明暦年間(1655~)あたりとされていますが、数年後には町に蕎麦を商う店が少しずつ登場します。
更に時代を経て元禄時代には蕎麦への嗜好が庶民にも高まり、手打ち蕎麦の看板が賑やかに建てられ始めました。
元禄3年発刊「江戸惣鹿子/えどそうかのこ」に載っている案内書が時期的にも最初のようで、この頃には乱立する江戸の蕎麦屋名店などを集めた本格的なガイドブックが出来上がって流通していたようです。
遙か昔、蕎麦屋のガイド・ブックが既にあった、とは興味深いことですね。
その引用からも、池波正太郎の著書に登場もしています。
-組み立てが完成したアトム-
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