西岸良平氏の単行本「三丁目の夕日・夕焼けの詩」第45巻に(引っ越しそば)というタイトルで掲載されています。
最近は引っ越しをすると近所に「今後とも宜しく」ということで、タオル・洗剤を届けて挨拶をしたりしますが、昔は引っ越し蕎麦や蕎麦券を(向う三軒・両隣二軒)の計五軒(時には家主・大家さん)に届けて挨拶をしました。
蕎麦を配る習慣・風習は江戸中期頃に始まり、その後全国に広がりました。
当時は(向こう三軒両隣二軒にざる蕎麦を二枚ずつ、家主・大家に五枚)というのが相場でした。
近所づきあいを円滑にするため
・おそばに末永く
・細く長くお付き合いを
・おそばに参りました 等の洒落を含めたのでしょうね。
(西岸良平) ・・・画像はお借りしました
立教大学在学中に漫画研究会に所属、1972年デビュー。
昭和時代の深い人間味と哀愁を緻密で細かな描写が持ち味で「always三丁目の夕日」として三本が映画化。
単行本(夕焼けの詩・鎌倉ものがたり・蜃気楼・ポーラレディ・赤い雪・可愛い悪魔・ミステリアン・ヒッパルコスの海・タイムスクーター・地球最後の日 その他)
-ロック近影-
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