「蕎麦切り」は寺から | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

 

2017.2.27に「蕎麦切り発祥二説」とブログでアップしました。

 

要旨

「縄文・弥生時代から蕎麦を食べてきた歴史があるが、蕎麦切りで食べるのは日本独自であり、三代将軍・家光の頃で、信州・甲州のいづれか」

 

追加で「蕎麦切り」についての新しい内容です。

 

 

江戸時代に入るまでは蕎麦がきや米に混ぜ込んだり雑炊で食べていた蕎麦が、救済作物だけではなく換金作物としても栽培されるようになりました。

長野県・木曽・常勝寺の寄進記録の古文書に「ソバキリ」と記載されていることが明確になって、どうやら「蕎麦切り」は信州発祥に落ち着きそうですね。

お寺で最初に作られて、大名や町方に広く浸透していったようです。

 

 

-常勝寺-

臨済宗・妙心寺派の寺院で山号は浄戒山、本尊は釈迦如来で木曽三大寺のひとつで、嘉慶年間(1387年頃)木曽氏によって創建されました。

 

 

 

 

-ロック近影-

 

 

 

 

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