信州飯山市・富倉地区にオヤマボクチ(別名・山牛蒡)を繋ぎに使う伝統の「富倉蕎麦」は、香りが高くてコシがあるので喉越しは最高といわれています。
山奥の不便な場所でしか味わえない蕎麦で昔から「幻の蕎麦」として大変有名です。
過去ログ(信州蕎麦探訪4-4)で紹介させて頂いた「かじか亭」というお店にお邪魔した折に店主さんにお聞きした話では、繋ぎに使うオヤマボクチは1㎏の葉から僅か4㌘しか獲れないという極めて貴重なものだそうです。
その繋ぎを帰りにお土産に、と快く下さいました。
今回はその繋ぎを使って800㌘の蕎麦打ちをしたのでアップします。
入れたオヤマボクチは少量だったのですが、二八の配合後に入れたので粘りが強くて段々粘土状態になり延しに苦労、切りの段階でも固い上に麺が絡みついて庖丁作業が大変でした。
余りにも手強くて今回は失敗なので、何れ再挑戦ですね。
繋ぎの小麦粉を入れてしまった・捏ね回数不足・乾燥工程を飛ばした、の三つが反省点です。
不満足ながら出来上がりを早速食べてみましたが、強いコシがあって味は大変美味しい蕎麦でした・・・・負け惜しみですね(笑)
写真の葉は店の前に植えられていたオヤマボクチです。
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