縁起を担ぐ・験担ぎ(げんかつぎ) | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

 

「打って出る仕事」と異なり「客待ち」が主となる飲食業は、どうしても縁起を担ぐことが多くなってしまうのはやむを得ないところでもあります。

そこで、狸の置物を店先に置いたり入り口に盛り塩をしたり。

 

中華料理店で「福」の字が逆さまに張ってあるのは、福が落ちてくることを意味しているのはよく知られたことです。

 

「一斗二升五合」の張り紙は一升枡を基準に、一斗=五升の倍で(ご商売) 二升(一升枡二つで益々) 五合は一升の半分で半升(半升=繁盛) 

繋ぐと“ご商売益々繁盛”ですが、単に二升五合(商売繁盛)と略すことも。  

 

「春夏冬二升五合」の張り紙は、春夏秋冬から秋がないので(秋ない=商い)

“商い益々繁盛”の意になります。

 

 

 

盛り塩は古来より霊的な清らかさや厄除け・魔除けに用いられ、平安時代から験担ぎ(げんかつぎ)としても広く浸透していました。

中国・魏帝の司馬炎による由来説もあります。

 

 

 

 

 

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