「二八蕎麦」 名の由来 | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

 

 

一般的に二八蕎麦といえば(蕎麦粉8割・繋ぎ2割)で二八蕎麦、と

いうのが通説になっています。

でも、この二八蕎麦というのが諸説紛々の議論百出で、決定的な

確証や結論が出ていません。

そういう意味では不思議な言葉といわれ、語源と発祥が定かでは

ないので後世の造語とも。

江戸時代には二八と二六が市中に沢山あったようで、余計な混乱

を招いています。

 

いまだに各種蕎麦の文献にも「何故二八の名?」が散見されます。

決め手はないようですが、大まかな説は

①配合説 ②人名説 ③代価説 ④食量説 ⑤その他数説です。

 

二八には(内二八と外二八)二種類あります。

・内二八・・・・・・蕎麦粉(80)繋ぎ粉(20)で比率は8:2

・外二八・・・・・・蕎麦粉(83.3)繋ぎ粉(16.7)で比率は10:2

 

因みに、二八蕎麦は生粉蕎麦(十割蕎麦)よりも食感が良いので

好んで食べられる方も多いのですが、蕎麦専門店と雖も二八以外

の配合、つまり繋ぎを多くしている処の多いのが現実です。

 

 

 

 

 

 

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