一般的に二八蕎麦といえば(蕎麦粉8割・繋ぎ2割)で二八蕎麦、と
いうのが通説になっています。
でも、この二八蕎麦というのが諸説紛々の議論百出で、決定的な
確証や結論が出ていません。
そういう意味では不思議な言葉といわれ、語源と発祥が定かでは
ないので後世の造語とも。
江戸時代には二八と二六が市中に沢山あったようで、余計な混乱
を招いています。
いまだに各種蕎麦の文献にも「何故二八の名?」が散見されます。
決め手はないようですが、大まかな説は
①配合説 ②人名説 ③代価説 ④食量説 ⑤その他数説です。
二八には(内二八と外二八)二種類あります。
・内二八・・・・・・蕎麦粉(80)繋ぎ粉(20)で比率は8:2
・外二八・・・・・・蕎麦粉(83.3)繋ぎ粉(16.7)で比率は10:2
因みに、二八蕎麦は生粉蕎麦(十割蕎麦)よりも食感が良いので
好んで食べられる方も多いのですが、蕎麦専門店と雖も二八以外
の配合、つまり繋ぎを多くしている処の多いのが現実です。
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