季節は(とうじそば) 酒はやっぱり八海山 | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

 

とうじそばの恋しい季節になったので、とうじ籠を出して今日はとうじそば。

 

蕎麦割烹の店では(蕎麦しゃぶしゃぶ)なんて洒落た名をつける店もありますが、

本来とうじそばは信州の田舎・奈川で産まれた郷土料理で、野麦峠や木曽地域

にも広く愛されている伝統の味です。

「投汁そば」とも表されますが、「つゆに浸すことを(湯じ/とうじ)というから」や

「投げるそば」から転じた、といわれています。

元々来客に振る舞ったものらしいのですが、各家庭夫々の味があったり

その時手元にある具材を何でも良いから入れたので都合が良かった、等々

独特の味わいがあります。

極寒の山村で大鍋を用いて皆で楽しんだり、一人小鍋で楽しんだり、と食べ

方は様々。

鴨・茸・油揚・葱、の具が多いのですが、信州名物の山葵(わさび)を絡めるこ

とで更に美味しくなります。

 

扨て、今日のそば雅のとうじそば。

とうじ籠の取っ手は少し長いので、使い勝手の良いように短く切ってあります。

 

 

 

 

返しをだし汁で整えて火にかけ、具は豆腐・しめじ・椎茸・銀杏・葱・白菜。

 

 

固めに茹でた外二八蕎麦を用意して、とうじ籠に入れ温めて食べます。

 

 

 

 

利き腕の右横にはやっぱり八海山の冷酒。美味・美味の連呼です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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