千寿 竹やぶ(足立区千住河原町)の「石焼き味噌」「焼きたてだし巻き」「十割」「田舎」「粗挽き」等
【令和8年3月某日 調査・登録】 こちらの店「千寿 竹やぶ」は、足立区千住河原町にある蕎麦屋です。 「石臼挽きによる自家製粉を使った手打ち蕎麦」というスタイルを確立した蕎麦業界の偉人阿部孝雄氏が創業した千葉県柏市にある名店「竹やぶ」の暖簾分け店です。以前伺った茨城県守谷市の鬼怒川 竹やぶも暖簾分け店のひとつです。他にも、阿部氏の竹やぶで修業された方々が開店した名店として、渋谷区神宮前の玉笑、葛飾区亀有の吟八亭 やざ和などがあります。 店内はとても風情があります。 まずは日本酒をいただきましょう。秋田の「両関 本醸造」です。きりっと引き締まった辛味が特徴です。 こちらはサービスの「蕎麦せんべい」です。 こちらは「石焼き味噌」です。京味噌に柚子蕎麦の実などを入れたものが石の上で焼かれています。お酒のアテに最高です。 ということでお酒のお替りは、「本日の日本酒 片口一合」で指定された3種の日本酒の中からチョイスした宮城の「あたごのまつ はるこい 純米吟醸」です。赤色酵母を使った春らしい鮮やかなピンク色のにごり生酒で、弾けるガス感と甘酸っぱい味わい、イチゴのような香りが特徴です。 こちらは「焼きたてだし巻き」です。相模原産直の卵を注文があるごとに割って調理しているそうです。甘さ控えめで、出汁も適度に効いていて美味です。 さて、おそばをいただきましょう。 まずは「十割」です。玄蕎麦の皮を丁寧に剥いてから、蟻巣石の石臼で極細かい粉にして、つなぎ無しで打っています。本日は茨城の常陸秋そばです。もり汁は二種類の鰹節をふんだんに使って5日間寝かせた汁で辛めです。 こちらはテーブルに置いてある「三味唐辛子」です。自家配合の七味ならぬ三味で、蕎麦に合う爽やかさを求めて、青唐辛子をベースに柚子、完熟山椒が使われているそうです。とても辛いです。 そばの2枚目は「田舎」です。玄蕎麦の黒い皮を剥かずにそのまま石臼で粉にしています。野趣あふれる香りが特徴の太平打ちです。蕎麦の香り、食感が秀逸です。 そばの3枚目は「粗挽き」です。黒い皮を剥いた蕎麦の実を、御影石の石臼を使い、手挽で粗挽きの粉にしています。 3種いずれも美味でしたが、個人的には「田舎」がベストでした。 仕上げは、もちろん「そば湯」です。さらさらタイプではなく、とろとろタイプです。 最後にサービスの「塩プリン」をいただきました。 ごちそうさまでした。竹やぶの美味しいそばを堪能できました。★千寿 竹やぶ 所在:東京都足立区千住河原町7-12 電話:03-3888-5897 品代:両関780円、石焼き味噌990円、本日の日本酒1,000円、焼きたてだし巻き1,580円、十割1,100円、田舎1,100円、粗挽き<汁なし>990円