花組公演 『エンジェリックライ/Jubilee』大劇場千秋楽!かちゃサヨナラショーを観にいく | お蕎麦と昆布のいる暮らし

お蕎麦と昆布のいる暮らし

こちらはMomohouseです。
2匹の猫
・闇のような黒猫 :昆布
・天真爛漫
ノルウェージャン
フォレスト
キャット:小麦
& 飼い主(下僕)ももちんの
日常やまわりのできごと
できたことできなかったこと
日々是好日♪

花組大劇場公演本日千秋楽!ピーカンに晴れ上がる大劇場、本当に良い秋の日。

 

サヨナラとお披露目が目白押しの大劇場、一つの時代が終わり新しい時代が始まる。毎日が記念日。

 

かちゃとあかりさんをこのパネルで見るのも今日が最後。

 

お席に行くと、かちゃFCのご用意してくれたペンライトがおいてあった。これとめてあるの、メンディングテープ。えー、びっくり。

 

 

2階のドセンだもんで、目線がばんばんきてもうたいへんよろしい。オペラで見ると超最高おぶ最高。ああ、ひとこちゃんめっちゃかっこいいしきれいだ、おちるのを踏みとどまるには麗しすぎるー、、あああ。

 

今日は一段とあおいさんが綺麗でまぶしい。これでお歌があったらもっとよかったのになあ(まだいう

ヒロインが身の上話を歌で表現したんだから、ママも歌えばよかったのにー。

 

潜伏苦手なラファエルあかりさん 

「これ以上低くなったら、全国の皆さんに見えないだろっ!」

 客席中の万雷の拍手独り占め!

 

脚本のなんだかなあを、ひとこちゃんがコミカルにぶれずにいるから何とかなってるんだと思う。

 

あすかちゃんの喉はだいじょうぶか?明日からゆっくりして東京に備えてください。

 

さあ、さよならショーまで一気に行きますよー、、ってんで幕間のトイレの列がみたことないくらい長くて、出遅れ気味で並んで、それでもまだ後ろにどんどん伸びて、トイレ出口横の階段を2階まで上がってた。

 

ショーでのあかりさんまいらくんかちゃへの拍手の勢いがすごくて、愛一郎先生がちょっとためてくれてありがたや、存分に手をたたいてきた。

 

徹頭徹尾おめでたいショー、

ひとこちゃんの黒燕尾の威風堂々がもうもうかっこよくてほれぼれした。

 

 

かちゃのさよならショーのまえに、あおいさんからかちゃの略歴とメッセージ。なんといっても新人公演主演前に男役が「エリザベート」をやったんだもんね。あの配役はかちゃの宝塚人生にとってなんだったのか。当時のことは後から聞いたくちなのでその時の雰囲気や様子はご存じの方々からうかがうことしかできないのだけれど。

 

かちゃのさよならショーは自身主演のショー、雪組生と演じた「パッションダムール」から始まる。

(ああ、あの公演には一禾くんがいたんだよ…)

「バレンシア」の「愛してる、愛してる、あいしているあいしているああいしているー」を真正面から目と目を合わせて(幻影)歌われてしまい、そこからのぼせてもうたいへん。

 

宝塚花詩集でゆりちゃんと歌うの、カサブランカをあおいさんと歌うの、泣くにきまってるじゃん。

 

まいらくんが花詩集を、100期のあすかくんやゆきはちゃんとすごく楽しそうに幸せそうに歌う。ああこの子たちが初舞台の時、かちゃは月組だったんだと思うと、泣くにきまってるじゃん。

 

どの曲をチョイスするんだろうとドキドキしていたあかりさんは、 正統派黒燕尾姿でロミジュリの「どうやって伝えよう」を朗々と歌う。 

花組の歌か、星組の歌か、どちらを歌われるのだろうと思っていた。あかりさんが、初めて大劇場でソロで歌わせてもらった歌だそう。 凛々しい黒燕尾。美しい真っ赤な口紅、何もかも完璧。

かちゃのサヨナラショーがあったればこそ。 見て聴いて感激できるこの幸せと寂しさとのせめぎ合い。

 
 

 

あおいさんの読み上げたメッセージで知った、お父様がお稽古期間中に亡くなられたこと。それでもこの方々は舞台に立つのだ。

 

退団者ご挨拶、まいらくんはあおいさんが「いずみまいらです」次に愛称を呼ばれる前のタイミングで「はい!」と言ってしまい、でもあおいさんはちゃんと愛称を呼び、まいらくんはもう一度「はい」とお返事。場の空気が一気に和んで大変良かった。

 

あかりさんのお花渡し、ひとこちゃんが持っていたお花を渡すもんだから、かちゃのお花はどうするんだろうと思いつつも、同期のひとこちゃんがお渡しできてよかったなあとうれしかった。

 

トップスターが階段を降りるときはオーケストラが演奏してくれるけれど、かちゃはどうなるのかなと思っていたら、ピアノが「はるすみれ~」と奏で始めた。かちゃがセンターでお辞儀をして顔を上げると「すみれのはな~さく~ころ~」と美しくつながる。

 

お花はどなたがとみていたら、「専科から瀬央ゆりあさん、 同期からは元花組トップスター、明日海りおさん」 あおいさんのコール!どよめく客席! せおっち黒のパンツスーツ、みりおくんダークグレーのノースリーブワンピース。高いハイヒール。細い二の腕で抱える淡い紫の薔薇。

みりおくん、9to5が終わったところだもんね。 綺麗でカッコよくて可愛いお姉さんになっちゃって…

 

花組の舞台にみりおくんがいて、ひとこちゃんがいてかちゃがいて、そこにせおっちとあかりさんがいて、夢のような一瞬。

 

 

愛一郎先生の振るタクトからは「フォーエバー宝塚・この愛よ永遠に」が動き出し、かちゃは永遠になった。

 

カテコ2回目で舞台にひとこちゃんと退団者3人の4人で立った時、まいらくんは「”はい”って言っちゃった」ことを詫び、あかりさんは東京への決意を口にし、かちゃはひとこちゃんのお披露目をお祝いした。3人との別れを口にすることをためらい、泣きそうなひとこちゃんがまぶしい。

 

客席スタンディングでカテコ3回目、花組ポーズで締めそれでも鳴りやまぬ拍手に、ひとこちゃん緞帳前にお出まし、、と思ったらかちゃも出てきてくれて大感激。

ひとこちゃん優しいなあ、立派だなあ。自身のお披露目公演、たいへんなプレッシャーだったろうに、かちゃを最後まで立てて勤め上げた。

花組はいつ見ても上品だと思わせてくれるが、それ以上を見た気がする。

 

いい日、今日は記念日。

かちゃ、あかりさん、まいらくん、大劇場卒業おめでとう。

ひとこちゃん、お披露目公演大劇場完走おめでとう。