2代目引田天功、イリュージョニストって言っても「わかるひとにはわかる」世代間格差がちょっと感じられますが、一度この目で見てみたいものの10指にははいるであろう、「プリンセステンコー」のショーを見てきました。
最初に知ったのはいつだったかなあ。TVで特番で、火薬をたくさん使ってどっかんどっかん火花をあげてバイクや車がぐるぐるまわって、可憐な彼女が危険な脱出激に挑む・ジャジャーンて盛り上げて。
いったいなにものだったのだろう、とWikiをしらべてワクワクして友人とおでかけ。名前だけは知っている「森ノ宮キューズモール」で腹ごしらえをして、いざ。
綺麗な大阪城の脇にできた新しい劇場の真ん中、TTホール。
客席は、、町内会旅行のバスみたい。
おキモノ風のお衣装に身を包んだ彼女が(当然)マジックでいきなり登場。いやーー、可憐だ。一気に場内を掌握。
筋肉質の男たちを従えてほんとうに一輪の花として存在。
フラッグを使ったり、マントを翻して場をもりあげ、マジックの台をぐるぐるまわしたり、彼女の移動に手を貸してスムーズに進行したり、この男の方々がきびきび動く。
消えちゃう、出てくる、
切断してみせて、またぴんぴんしたままでてくる、
刺し貫かれても平気で笑い、またぴんぴんしたままでてくる、
小さい箱に仕舞われて、そこから綺麗な手が出てくる、
派手にスモークがたかれ、たのしーたのしー!一体あれどうなっているのかしら??えー、っていう連続。ぜんぜんわかんないわ、本当に不思議。イリュージョンよ、これはイリュージョン。「おおーー!」って言ってびっくりして拍手をする、極上のエンターテイメント!(そりゃ北の将軍様も虜になるよね)
舞台の下手にドラムセットが置かれていて、ショーの進行とともにソロの生演奏でした。もりあがるとともにパーカッションやシンセでどんつくどんつくやるの。これが場内に響いて楽しい!
彼女は声を出さないのだと思っていたのに、マイクを持ってのご挨拶があって「わたしがラスベガスのお家にたくさん動物たちを飼っているのはみなさんご存知だと思いますがその中のほんの少しをご紹介しまーす」とそこからムービーを使ってのペットのご紹介。い、いきなり??
ウエルカムバードが賢いはなし、小さい熊、メインにでてきた白xゴールドのホワイトタイガーに哺乳瓶でおやつをあげるシーンが可愛かった。ちょっと緊張気味だったのが、ペットの画像が出てくるとスムーズになったのがめちゃキュート!
衣装を舞台で早替えに次ぐ早替え、男の方によるお面(マスク)の鮮やかな早替え、目が足りない。あれどうなっているのかしら。
ラストに大きな大砲に入って吹っ飛ばされるってイリュージョン。赤いヘルメットをかぶるのにあの大きな頭飾りは大丈夫かといらぬ心配をしてしまう。耳をふさぐようジェスチャーで指示されて、BANG!
客席下手後方扉から、きらきらした白いお衣装でプリンセステンコー再登場。ぎゃーーーーーーー、きれいでかわいい。ハイタッチしながら客席を練り歩き、観客は通路も内側も関係なく身を乗り出しわれ先に手を出し大興奮。ああたのしー♪
いいもん見たわー。冥途の土産になるくらいびっくりした。
幕間に、Mr.カズキのコミカルなショーがあって、半端ないスキルに裏打ちされた芸&客席参加型の見事なトークで、すごく楽しかった。生で見てみたかった∞リングのシャネル型のパフォーマンスも見れて思わぬ収穫
良い夜だったと大満足して地下鉄で切符を買って(ピタパ忘れた)構内に入ると、「阪急京都線は運転見合わせです」のアナウンス。
地下鉄を乗り継ぎ、大阪駅からJRで帰宅。
車内に真風くんを発見。
前売り券はJRのみどりの窓口でも買えます!


