つかれたはなし。 | お蕎麦と昆布のいる暮らし

お蕎麦と昆布のいる暮らし

こちらはMomohouseです。
2匹の猫
・闇のような黒猫 :昆布
・天真爛漫
ノルウェージャン
フォレスト
キャット:小麦
& 飼い主(下僕)ももちんの
日常やまわりのできごと
できたことできなかったこと
日々是好日♪

金曜の事故の一報以降、ちょっとした沈黙がある事務所。
土曜のお通夜、日曜の葬儀が終わって明けて今日月曜日。
若くてかわいいイイコが、なんで死んでしまうんだろう、とは
みんな心の奥底で思っている。運転手がどうして軽症ですんで
彼女が亡くなるんだ、と時折ぶつぶつと口をついて出ていた。
でもそれは、先週の話。やっと整理がつきかけている。
事務所のオバサンAは、金曜土曜と休みを取っていて、本日は
3日ぶりの出勤。もう、耳ダンボ。詳しく聞きたくて仕方ない。
口でお悔やみをいい、時々鼻をすすり、お気の毒を連発する。
うーん、壮絶なお通夜と葬儀だったと推測されるんだから、
言わなきゃいいのに。そのたびに、葬儀参列者は記憶を呼び
出されている。
極めつけはランチの時にやってきた。
「専務とこのお嬢さんもショック受けてるでしょう」
専務の娘さんにしたら2つ上の従姉妹のおねえさんにあたる。
昨年はおばあ様と一緒に3人でハワイにお出かけもした。
気を効かせて水を向けたのだろう。
「みんなショックやん、そりゃ」あったりまえだろーっていう声色。
「もうな、あれがSちゃんだなんて、誰もわからんかったで。
頭から行ったから、顔の右半分、無い。頭割れて脳みそでてんねん。
その上に車がかぶさってきてるから、全身、骨折してて。内臓も出ていて。
綺麗なのは左足の先だけ。姉貴が確認できたのも、左足の先だけ。
その爪を塗っていて、その色を覚えていたから、あの子だとわかった。
そうでなければ、あの状態でわかるわっけがない。」おねがい、顔色青いよ。
ストップしてくださいよ、、。
おお。
それをききながら、ランチのカレーをばくばく食べられるのか。
お悔やみをいいつつ、口はもぐもぐ動いてる。
絶対これ、食事時の話ぢゃないってー!きゃー。