また、今回、試合以外にも、BLITZの選手がMCを務める中、大歓声のもとで行われたスキルチャレンジ大会や、大会参加中学生チームの選抜チーム対BLITZメンバーとのエキシビジョンマッチも特徴の一つである。参加校から各1名ずつ選出された、大会オールスターチーム vs TOKYO BLITZは優勝チームの先生と準優勝チームの先生にオールスターチームのベンチで指揮を取って頂き、7-2-7
の短縮ゲームで行いました。
普段、所属チームの中でバスケットボールに親しむ事が多い現状の中、慣れない選手と一緒のチームでコートに立つ者同士でやりにくそうでしたが、時間が経つにつれ良いコンビネーションプレイや積極的な1on1が出来るようになってきたという。結果としては、社会人チームとしても練習をしているBLITZの勝利である事は見えていた事だが、身体能力で劣る選手らが、即興のチームの中で智慧
を出し合い、チームワークを駆使して大人相手に対抗をしようとする姿に頼もしさを覚えたという。
また、スキルチャレンジ同様、この試合もコートサイドには大会参加の中学生が溢れ、大歓声の中で試合が行われたという。
「スキルズチャレンジを組み込んだ1つ目の理由はバスケットボールが非常にエンターテイメント性の強いスポーツだからという事です。
実は部活動以外でバスケットボールと触れ合い、個人的にNBAやNBLの試合を観戦したりする子が、中学からバスケットボールを始めた子にはあまりいないのです。日頃の部活動で厳しい練習を積んでいる彼らに、バスケットボールの持つエンターテイメント性の一部分でも体感してもらい、よりバスケットボールを楽しみ、愛してもらえればと思いました。
幸いうちには名MCがいましたので、中学生達も大盛り上がりで楽しんでもらえたと思います(笑)。
2つ目の理由は個人としてのトロフィーや賞状の授与です。バスケットボールはチームスポーツであり、部活動の場合はトロフィーや賞状は学校に飾られます。私も子供の頃にいくつか賞状を頂いた事がありますが、子供にとってトロフィーや賞状を貰う事はすごく嬉しかったんです。MVP以外にも個
人表彰を設ける事によって思い出に残る大会になれば良いなと思いました。」
「エキシビジョンマッチに関してはクラブチーム主催という事を最大限活かそうと思い組み込みました。BLITZの選手の中には中学時代にジュニアオールスターに選ばれるようなキャリアを持った選手もいます。スキルでもフィジカルでも格上の相手に対して、どうすればやっつける事が出来るのか、それを考え今後の練習の糧にしてもらえればと。中学時代に190㎝とマッチアップする事なんてなかなかないでしょうし、どんどんチャレンジし良い経験をしてもらえればと思いました。
優勝チームとのエキシビジョンマッチという案もあったのですが、他校の選手同士がチームメイトになり試合をする方が交流にもなってお互い良い刺激になりそうだったので、最終的にオールスターチーム vs TOKYO BLITZにしました。」
■大会運営を通じ、さらにチームワークが向上
※フルオーダー昇華リバーシブル、オリジナルスウェット
自らが育ってきた競技環境への恩返しを考える人はいても、人的な協力を得られずに断念してしまうケースも少なくない。ただでさえ仕事との両立で練習時間が圧倒的に少ない中で、自分以外の誰かの為に競技環境をつくる為の時間を捻出するのは簡単な事ではない。
結果、Jリーグ100年構想の様な多世代が関わり合う世界に憧れを抱きつつも、社会人バスケットは社会人バスケットで、高校生は高校生で、中学生は中学生、ミニバスはミニバス、と各カテゴリーで乖離されてしまうケースが多い。
その中で、BLITZの場合は中学校の外部コーチをしている鈴木田氏の存在、平林主将を始めとした、良き理解者がいたのが大きかった。BLITZの練習後にチームのメンバーで食事をしている際に「大会が少ない12月の時期、中学生の為の大会を開きたい」とメンバーに相談をすると、「面白そう」と一致団結。また、この時期、BLITZ自身も年内の全ての試合を終えていた事も大きかった。限られた環境の中、仕事ではなく、趣味の領域で、真剣にバスケットに打ち込み、試合に勝つ、負けるを繰り返す中で喜怒哀楽を共にしてきた気の置けない仲間との、競技以外でのバスケットボールの活動は非常に新鮮であったという。
大会の形式を考え、賛同者同士の得意分野を持ち出し、環境作りのためのアイデアを形にしていく作業は非常に面白く、平日の仕事後、にも集まって打ち合わせを重ねる事も少なくなかった。本来であれば仕事で疲弊をしているはずが、前向きな計画を仲間と構築する事の刺激が勝り、逆に疲れも吹き飛んだという。
「大会準備等でストレスを感じることはありませんでした。毎週のようにミーティングを開き、あーでもないこーでもないと話しをしている時間は楽しく、逆に普段のストレスが解消されるぐらいでした。」
普段、共にプレーをし、喜怒哀楽を共にする気の置けない仲間との新しい取り組みは非常に新鮮かつ刺激のある時間であった事が伺える。
■競技への好循環
ジュニア層への大会運営を通じて得られたのはチームワークの熟成だけでは無かった。一つのプレーに全身全霊で挑み、勝って泣き、負けてなく、純粋な気持ちでバスケットボールに打ち込む中学生の姿は彼らにとっても新鮮であり、自分達のバスケットボールに対する向き合い方を見つめなおす機会になったという。
ボールマンに対して激しくプレーシャーを掛ける中学生の姿に感化され、現在では、BLITZでも0.5アーム~1アームの距離で激しく守る習慣が根付いてきたという。これは、HCを務める鈴木田氏が就任当初から追い求めていたが、なかなか実現に至らなかった部分でもあるようだ。
「中学生の姿を見て、大人の選手も色々と刺激に感じる部分があったようです。(追い求めていた)ハイプレッシングバスケットがスタイルとして定着してきました」
と手応えを見せる。
その後、チームは2016年の練馬区民大会でも順調に勝ち星を挙げ、さらにその活動を進めている。勿論、2016年12月には第2回となるBLITZ CUPを開催する予定である。
※即興とは思えないMCで大会を盛り上げた碇屋さん(MC名はM-Bearとの事。中央右端)。
普段より、鈴木田HCが指導する中学校の練習にも出入りし、良き兄貴分として指導をサポート。明るい性格と豊富なNBA知識を生かして、中学生の人気者でもある。
※フルオーダー昇華リバーシブル(参加される大会の運営事務局によりユニフォーム規定が異なります。慎重に御確認下さい)
(参考)
TOKYO BLITZ CUP U-15
1、参加チーム
練馬区立三原台中、練馬区立豊玉中、練馬区立関中、杉並区立高南中・大宮中(合同チーム)
、昭島市立清泉中、小平市立第二中の計6チーム
2、形式
3チーム2ブロックに分かれて予選リーグ実施後、順位決定戦。
各チーム3試合保証。
予選リーグ
7-1-7のハーフゲーム
順位決定戦
10-2-10のハーフゲーム