昨日 録画した映画のリストの中から

どれにしようかな~と 6月ごろに録画したまんまのを 取り敢えず選んで

面白いのかどうかも分からずに 何となく観ていました。

 

「遠い夜明け」

1987年イギリスの映画です。

内容はアパルトヘイト政権下の南アフリカ共和国で殺害された

黒人解放活動家スティーブ・ビコの実話で

ビコと親交のあった 白人の新聞記者ドナルド・ウッズがイギリスに亡命して

書いたノンフィクションに基づいた作品でした。

ビコはデンゼル・ワシントンが演じていました。

ペリカン文書に出てた人ですね~

恥ずかしながら ビコという人物の事を全く知りませんでした。

高校の世界史で アパルトヘイトについて学ぶ時に彼の名前も出てくる。

という話ですが わたしが高校の世界史でビコどころか アパルトヘイトの事すら

詳しく習った記憶がありません。

大人になってから アパルトヘイトという人種差別の政策があること

その撤廃後にネルソンマンデラが大統領になったことくらいしか知りません。

 

長い長い黒人への人種差別の時代に 平等を訴えて立ち上がった若いビコには

妻子もおり 子どもはまだ幼かったのに 獄中に入れられると暴行を受けて

亡くなってしまいました。30歳の若さでした。

差別の酷さは ほんとに人権無視のもので 今では形式上は無いにしても

どこかで 残骸は人の心の中に残っているのかもしれません。

 

日本は島国で 今でこそ外国人も多くなりましたが 白人にはどこかで

憧れもあったりして 異常に優しくなったり 反してアジア系の人には

どこかしら偏見持ってしまったり・・・が今でもありそうです。

雇用の問題とかで 外国人だと安く雇えたりするのも 普通のことなんだか?

何だかおかしい話だと思ったりします。

 

人を肌の色や学歴や 職業や財産などで差別してはいけない!

みんな平等に生まれ 必ず死を迎える。

 

わたしの中に差別がないか?と聞かれたら 無い!ときっぱりとは言えません。

どこかで この国は嫌いとか有ります。

国の政情とかにもよりますが・・・

国民までくるめてしまうのはどうかな・・・と思いつつ。

 

個々の人を見れば 多分普通に好きになったりするんでしょうが。

 

「遠い夜明け」を観て 色んな事を知り 色んなこと考えさせられました。