投稿写真

上昇気流が出るコンディションでは、初心者は飛べないことがあります。

そんな時は上手な人のフライトを眺めてみましょう。

上昇している人、下降している人
上昇気流に乗って旋回をしている人
旋回も小さくクルクルと回している人や、ゆっくり大きく回している人がいます。

「あの人は上手に上がっていくなぁ。」
「あの人はあまり上がることができないなぁ。」

そんなことを考えながら空を眺めてみましょう。


これを続けていると、上手な人とそうでない人の差が分かるようになってきます。

上手な人は上昇気流があるところに次から次へと寄っていきます。

そうでない人は、上昇気流があるところがよく分かっていません。
また上昇気流があったとしてもうまく乗ることができません。

このように飛んでいる人を観察することは、後々の自分フライトにとても役に立ってきます。


この観察能力が向上すると、自分が飛んでいる時に空域の判断がすぐにできるようになります。

上がっているグライダーと下がっているグライダー、あなただったらどちらに近づいて行きますか?

もちろん上がっているパラグライダーに近づいてきますよね。上がっているパラグライダーのところに上昇気流はあるはずです。

とても簡単そうなことですが、これが飛び始めはなかなか難しいのです。


飛びに慣れていないと、周りの状況を観察することができません。

先ほど言ったような「他のグライダーが上がっている?下がっている?」という観察もすることができないのです。
僕は経験が浅い頃、「今日は雲を見て飛ぼう!」とテイクオフで目標を立てるのですが、ランディングしたら「あれ?全く雲を見てなかった。。」と反省したことが何回もありました。
飛んでいないときにこの観察力を鍛えることによって、自分がフライトしてる時により早く周りが見えるようになります。
ぜひ初心者の皆さんはこのトレーニングを取り入れてみてください。
そしてインストラクターに状況を解説してもらうと、更に理解が深まります。
ソラトピアにはテイクオフにもランディングにもインストラクターがいますので、積極的に質問してくださいね!