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ブレークコードの引きしろを理解しよう!


◾︎フルグライド
いわゆるバンザイ
ブレークコードを全く引かない状態
無風時の最良滑空速度(最も遠くまで飛んで行ける速度)


◾︎ベストシンクレート
手の位置は肩くらい
フルグライドから15~20cm引いた状態
いわゆる軽くあてた位置
キャノピーの後縁に1本筋が入る

最小沈下速度(最も下がりにくい)となり、テイクオフして山から離れるまではベストシンクレートで飛ぶが望ましい。

また、ベストシンクレートの手の位置で飛べば、発生するピッチに対して積極的にコントロールすることができる。


◾︎ベストスタビリティ
ブレーク有効長の手前まで引いた状態
キャノピーの後縁に2本筋が入る

有効長ギリギリまでブレークコードを引いているので速度が遅くなり、グライダーの揺れも小さくなる。
直訳すると「最も安定する」だが、失速に近い速度なので安全性が高い訳ではない。

ライズアップの後はベストスタビリティの状態でキープするのが望ましい(4m/s以上の強風時を除く)

◾︎フルブレーク
腕を下に伸ばしきるまで引いた状態。
グライダーの速度を最も遅くする事ができる。
1m/s以下の弱風、またはフォローの風で着地する場合は、しっかりフルブレークまで引くことが重要



以上が基本的なブレークポジションです。
グライダーの種類や風の質・強さによって変化するものもあるので、詳細はインストラクターに教えてもらってくださいね(^^)