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ライズアップ&グラハンで働く力のイメージ

人間の動きがどうグライダーに作用するのか考えよう

人間が出来ることは大きく分けて

1、ブレークコードを引く

2、グライダーを引っ張る

この2つです。


1、ブレークコードを引く

ブレークを引くと空気抵抗が増え、減速します。
つまり、進行方向に対して【マイナス】の力が働きます。


2、グライダーを引っ張る

『テンションをかける』という言い方をします。

『テンション』には『ピンと張る』という意味があります。
クレーン車が荷物をワイヤーで吊り上げるときや、クライミングでロープを張って欲しいときにも使います。

パラグライダーの場合は、ラインを引っ張ります。

テンションをかけると、グライダーは前に進みます。
つまり、進行方向に対して【プラス】の力ですね。


人間が出来る2つの事は、グライダーのプラス方向とマイナス方向の力になります。


大切なのは、2つの動きを連動させる事。

進みたいのであれば、『テンションをかけて、ブレークを引かない』

止まりたいのであれば、『プレークを引いて、テンションを抜く(かけない)』



力が入ってしまうひとは、『テンションをかけて、ブレークを引く』という事をよくしています。

これは車でいうと、アクセルとブレーキを同時に使っている状態です。とても無駄が多いといえます。

上手な人が軽やかに操作しているのは、無駄な動きが無いからなんです。

連動した動きが、考えなくても自然に出来るようになるのが理想です。

意識してテイクオフ練習やグラハンをしてくださいね(^^)