今日は
ドリッパーでのドリップを飛躍的に
簡単にしてくれるという
V60 Drip-Assist
これを試してみました。
こちら
2013年のワールドバリスタチャンピオンの
ピート・リカタ氏が監修したものです。
どんな味わいになるか楽しみです。
そして
Só Aquiイチオシの「エアロプレス」と比べてどうか
について述べていきます。
V60 Drip-Assistってどんなもの?
ハリオから発売された
ハリオのドリッパーV60
で珈琲を淹れるのを文字通り
アシスト
してくれるものです。
どんなものかというと
この上の部分がアシストです。
(下は通常のV60ドリッパーです)
上から見たのが
真ん中と周りが仕切られていて
それぞれに違うサイズの穴が空いてます。
蒸らしの時は真ん中に
本抽出は外側でという使い分けで
回したり注ぐスピードを考えなくても
穴の大きさで注ぐスピードがコントロールされることで
一定した淹れ方ができるというものです。
ピート・リカタ氏推奨の抽出がこちら
お湯の温度97℃以上ってかなり高い。
早速淹れてみました
まずはやってみようということで
早速淹れてみました。
途中で回して淹れてますが
よく考えたら回す必要もないです。
そして抽出完了までは1分30秒と
ドリッパーにしてはかなり早いです。
思った以上に落ちる速度が早かったという印象です。
そして
蒸らした後はこんな感じ
画像ではわかりにくいですが
しっかりと蒸らしはできているみたい。
よく膨らんでました。
さらに淹れ終わった後は
まずまずな感じ。
そして肝心の
飲んでみた感想は
・ちょっと渋い
お湯の量が少なかったのか(300ml)、
または温度が高かったのか
焙煎度合いが少し深いのか
一緒に淹れたエアロプレスと比較しても
渋いです。
次は温度をいつもの80℃で淹れてみました。
すると
渋みがかなり減っています。
かなりエアロプレスの味わいに近づきました。
まだエアロプレスの方がスッキリしていますが。
それでも
ドリッパーでこれだけスッキリしていると
とても飲みやすいと思います。
次に冷めてから飲んでみると
・V60 drip-assist
97℃ 渋みと酸っぱさが混ざった感じ
80℃ 渋みはないけど酸っぱさが出てくる
・エアロプレス
80℃ ホットの味わいそのままコク深い味わい
と冷めた時もエアロプレスに軍配が上がりました
ただ、80℃抽出のV60 drip-assistは
渋みも少なく酸っぱさも97℃に比べると少ないです。
高温抽出だとやはり少し苦手な成分がよく出てくるみたいです。
もしくはもっと浅煎りにすると
面白い味わいになるのかも。
左が97℃抽出V60 Drip-Assist使用
右が80℃抽出エアロプレス
V60は1回で250g〜300gぐらい抽出できます。
エアロプレスは160g
V60は最低でも2杯分くらいは抽出が必要です。
(1杯分ならフラワードリッパーなるものがあります。詳しくはこちら)
味わいのまとめ
飲み比べのまとめ
・97℃抽出は少し渋くて熱い時も冷めた時も苦手
・80℃抽出は渋みが少なくエアロプレスに近づく
でした。
ただ、熱い時も冷めてからも
エアロプレスを超える味わいにまではなっていないと思います。
そろそろドリッパー巡りを終えて
エアロプレスのおいしいレシピ探しをしようかとも思ってます。
その前にもう一つだけ
フィルター比較
をやる予定です。
未晒しか漂白か
はたまたステンレスか
どれが美味しいんだろう。
日々楽しみがあふれます。