変化について３
人は変化をする
このことは、頭ではわかっていたけれど
ここにきて
相当実感している
姿形はもちろん
こころの移り変わりは計り知れない
生まれたばかりの赤ん坊は日々変化する
それを見ている自分も日々変化する
昨日の自分と今日の自分はかなり違う
これは間違いない
今の時代
その変化に気づきにくいだけだろう
また変化していることを認めたくないだけだろう
昔のひとは
そのことがもっとよくわかっていたはずだ
反対に、
情報は変化しない
人や物は変化するが、情報は変化しない
約束は絶対に守るものだ
武士に二言はない
その人がどんなに変わっても
状況がどんなに変わっても
一度口から発した言葉
一度書いた言葉は
絶対に変わらない
これは真理だ
今の人は自分が変わらないものと勘違いしているので
とまっている情報のほうを、状況にあわせて変えようとする
だから平気で約束を破る
というか破っているという認識がない
状況がかわれば口にした言葉は間違った情報でしかないのか
今の人はほとんどが都市に住んでいる
意識化されたものにかこまれて生きている
だから、意識から離れたものを拒絶する
無視する
このことは前にも言ったが、
今日ひとつ気づいたことがある
そういう“都市人”は、
意識の上のことしか関心が向かない
意識以外の、自然には関心が向かない
たいていは、
都市人どうしのことにしか関心がむかない
人にしか意識が行かない
だれかれのうわさ
あの人がどうなった
で一生が終始する
生も死も
コントロールできない
意識の上ではコントロールできない
そんなのあたりまえのことだが
その限界を無視しようとする
考えるのが怖いのであえて見ない
これは
都市人の限界だ
そして
人間としての後退ではないか？
ただ、女性はおそらく
男性よりも
その変化を感じ取りやすいはずだ
まとまりがないが、
この都市人が抱える問題は
現在山積している、日本が抱える問題点の根本的な原因ではないか
そんな気がしている
このことは山にこもってじっくり考えたい
考えるべきだ
iPhone
今週手に入れたiPhone
いろいろあってあんまりいじってなかったですが
ようやく慣れてきました
マニアではない、ずぼら人間の意見として念のためまとめます
やっぱり電話としては全く使いません
＝使う必要性が全くありません
なぜなら、携帯は別にもっていればいいからです
ゆえに、携帯メールもやらなくていいです
簡単なＰＣとして情報を手に入れるために使います
ネットの情報閲覧はもちろん
Ｇmailなどのチェックも相当便利です
あと、カメラも使えます
バンバン連写でとっておいて
充電のついでにＰＣにつなげばすぐ移せるんで
管理がずぼらでもＰＣにデータを蓄積できます
ＡＰＰストアのラインナップもまだ微妙ですが
開発もかなりのスピードで進むことは間違いないでしょう
ちなみに、Salesforce mobileも無料でおとせました
youtubeもストレスなく使えます
電源もそんなに気にならないレベルです
ＰＣと比較して問題点は
・重い画像などはさすがに遅い
ただ、eMobileのカードとくらべてそんなに変わりはない
むしろ、youtubeなんかははやい
・画面が小さい
・入力速度
ただし、なれればかなり早くなる可能性は高い
・わからないことが多い
暇がないときびしいが、他の人にきけばいいかなと
無差別殺人
最近頻発している無差別殺人事件
前に日本教について書いたが、
世間の枠から外れた人間がおこしているという共通点がある
八墓村のモデルになった６０年以上も前の事件も
村という世間からはずれた人間が村人を大量に殺している
原理は同じだ
とすれば、
あの手の無差別殺人事件は、
日本においては特別めずらしいことではなく
今後も頻発する可能性がある
これを阻止するには、どうしたらいいか
世間のルールは先に述べたように、
なくなりそうにない
であれば、
そういうルールから外れた人をモニターしていくほかない
ある程度プライバシーも制限をうけるとか
正面から考えないと、
防ぎようがない
完全に隔離するのではなく、
受け入れられるような制度・習慣を創設するほかない
これが結論
・・・ちなみに
世間から、つまり日本人クラブ、から抜ける方法は、
いまのところ 死ぬ しかない
（本当はそれが問題なんじゃないかとおもうが、そんなことを言ってもなかなか理解されない）
負けパターン
８月になると終戦記念があるからか
戦争の特集番組や話題などが増える
先週も夜ＮＨＫかなんかでやっていた
ただ、いつみても物足りない
たいていが、戦争の悲惨さを訴えるということだけで終始し、
なんで戦争が起こったのか
なんであんなことになってしまったのか
その特集からは、まったくもってわからない
戦争は悲惨だからやめよう
絶対に起こさないようにしよう
といって
２度とおこらないのなら苦労しない
まあそれはいいとして、
今太平洋戦争を振り返って考えると
日本の負けパターンが如実に出ていた
日本人が好きな、孫子の兵法も完全に無視している
負けパターンその一 ： 戦争目的があいまい
戦争で勝つために最も大事なことは
明確な目的を持つことである
太平洋戦争は、戦争をやる目的がかなりあいまいだ
いろいろ言い分はあるだろうが、
結局はたんなるヒステリーとしか思えない
窮鼠猫をかむ
という状況
ある意味アメリカ側は仰天したに違いない
やりたかったのはそれだけにも思える
大和魂をみせつけたかっただけ
日中戦争なんて
起こってしまって、どうしようという状況
目的も何もない状況
目的がなければ終わりもない
負けパターンその二 ： 計算できていない
戦争目的があいまいなので、
前提として周到な準備も何もない
戦争というのは莫大な費用がかかる
そんな当たり前のことは２０００年以上前の孫子の兵法にも書いてある
しかも近代の戦争では
石油が必要になる
兵力がどんなにあっても
戦場に兵員を送ることができなければ意味がない
１隻の船が太平洋の島々に兵員と物資を運ぶのに、
１台の戦車が１km進むのに、
どれだけの石油を必要とするか、
計算されていたとは思えない
日本とアメリカの保有している石油の量、船の量、武器の量
それが大雑把にでも計算できていれば
戦争をする前から、２００％戦争に負けることがわかったはずである
孫子曰く、勝算がなければ戦わない
である
徳川家康が首相であれば、どんな辱めを受けようと
戦争を回避したはずだ
謀略・外交を駆使して難局を乗り切ろうとしたはずだ
ちなみに、太平洋戦争での日本軍のかくれ死因第一位は、餓死だ
食料がない、補給が来ない
＝餓死するしかない
餓死するくらいなら玉砕・自殺
まったくもって意味不明
計算しないで精神力でカバーするというやりかたは日本のお家芸なのだ
ただ単に知恵がないともいう
以上の負けパターンは戦争だけではない
現在の日本国、官僚組織もおなじだ
今の日本企業も大概そうだ
組織としての活動目的があいまい
何のためにやっているのかよくわからない
だからゴールも見えない
組織として勝つための計算ができていない
そして、それを精神力でカバーしようとする
現在の日本の低迷は （明るい分野もあるが）
見方を変えれば、当たり前で
負けるべくして負けている
といえなくもない
それを打開する最後の時期にきている