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経済発展と辛抱 養老毅

養老毅さんの本・記事を乱読しました

その中で、
経済発展と辛抱
というタイトルのコラム?でしょうか
非常に核心をついていると思いましたので紹介します

・・・・・

氏は、最近の殺伐たる事件の増加、
特に自殺(殺人の一種)の増加
キレやすい人の増加
の原因を、感情制御能力の低下としています

そして、その感情抑制能力の低下が、辛抱させない便利さからくるとしています

たしかに、夏はクーラー、冬は暖房、
飲み物も食べ物もたいていは満たされ、
移動はすべて自動車、電車
娯楽もたっぷり

そりゃ辛抱する力もなくなるわなと

そして、その根本原因は、石油の値段が安すぎるということにあり、
安い石油のおかげで人間が楽をしているということです

まあまさにその通りでしょう

最後のコメントには絶句しましたが、
経済発展と便益によって、人が幸せになれるわけでも、
人間が利口になるわけではないという事実
を指摘されています

・・・・・

これまでは、経済発展の名のもとに、すべてが肯定されてきましたが、
とんでもない間違いかもしれません

人間はちっとも利口になっていない
楽をしているだけなんですね

楽をすることと、幸せとは全く別物でしょう

生きることがもしも苦であれば、死んだほうが楽かもしれません


いずれにせよ、そのつけを払うときが必ずくるということです

自業自得で早く清算しなくてはいけません

20世紀に脱線した人の経済至上主義の生き方を、
人類としてしっかり修正するべき時代ともいえそうです



GOEMON見てみました

今日はGOEMON見てきました。

思った以上に面白かったですね。

歴史のこととか気にしないで楽しめます。

江口洋介の石川五右衛門はなかなかよかったです。


五右衛門といえば謎が多いのでいろいろな作品がありますが、
歴史上の事実はともあれ、イメージは司馬遼太郎の影響がかなり大きいでしょうかね。

あとは、宇多田の元旦那の趣味の世界でしょうか。

中立について

中立について

政治学の基本ですが
勘違いしやすいところです


たとえば、永世中立のスイス

クリーンで軍備も少なく・・・
というイメージですが


中立を宣言している国は、
中立を維持しないといけません

そうでなければ中立ではないからです

隣に強大国があった場合どうすればよいか

他国の軍隊を通過させることも、NGです

上空を通過しようものなら、撃ち落とさなければなりません

ということはそれを上回る軍事力を備えなければなりません

支配されてもいけません


死ぬほどの努力と金と血が必要なんですね


非武装中立というのは理想であって、
現実ではかなり難しいでしょう

というより非現実的です


外交のみならず
家のきまりや文化・宗教

すべてにおいて中立を維持することはなかなか努力が必要です

毅然とした態度とそれを排除する力がないとだめなんです

結婚で大事なこと

難しくありません

2人の仲が悪くないことと

両家、親とのつながりがしっかりしていることです

両親同士が交流していればなおよいです

こうなっていると子供は自然と小皇帝です


とにかく変な意識をしないことだけじゃないですかね


私はないですが、
宗教とか政治とかは難しいです
でも、相手を気遣うことは基本でしょうか
宗教とか政治観とかは
押しつけとか押し付けられるとかは絶対にNGです
自分の信念と違えば断固拒絶すればいいだけです


2人の仲がいくら良くても、
親との仲が良くないなんてこともあります

距離感が大事ですが

そこは大人になるべきでしょうよ
って家族が身の回りにもたくさんいます


大きな心で、
多少のこと、というより
大体は気にしない

どんな相手でも、相手のことをまず気に掛ける


無駄に対立するより楽だと思いますけどね


幸せについて

幸せって何か

古今あらゆる人が考えて考えて答えはないんですが


ひとつ

幸せな気持ちになれる瞬間

それは

人が喜ぶ顔をみること 
でしょうか

偽善的かもしれませんが
自分に嘘をついても仕方がないんで


でも永遠に続くわけではないんですね

あと自分に余裕がないとだめ


余裕はどこからくるのか

無欲 謙虚さ

でしょうか


仏教には

喜捨という言葉があります

喜んで捨てる

何の見返りも求めないで捨てる

持っているものを惜しみなく捨てる

これが仏行であると


私は熱心な仏教徒ではないですが

大変参考になります

何のために生きるのか


たぶん答えはないし

考えることもむだでしょう

生きるも死ぬも空ということですから


ある種それがこたえでしょうか