我が静岡が誇る最大のスターがキングカズだ。ご存知のように日本が生んだ最高のストライカーであり、日本サッカーをメジャーに押し上げた最大の功労者だ。
実は縁あって何度か一緒したことがあるのだが、現在J2の横浜FCで年俸4000万貰っている(言っても良かったか?)。もちろん他にも収入があるから、もっと稼いでいる。
J1のレギュラーは3000万が相場だそうだ。つまりクラブ側は3000万払うにはレギュラーで活躍することが条件だ。また代表クラスでも、それ以下の選手もいる。岡崎はエスパルス最後の年は何と1900万だ。もちろんドイツに渡らず、そのままいたら倍増は間違いないが。
J1でもそんな感じだ。カズは正直レギュラーではない。カズに払う金で恐らくJ2なら2~3人のレギュラーが雇える。
では何故横浜FCはカズにそんな金を払うのか?お分かりだろうが、商品価値があるのだ。カズのファンも多いから入場料も増えればグッズも売れる。また何よりもマスコミの注目度が高くクラブの露出が増える。細かい話をすれば練習態度や姿勢で若手の見本にもなっているだろう。
何故これ程の商品価値を持ったのか?それには実力+パフォーマンス+カリスマ+時代が味方する、という要素が必要だ。高い実力が必要なことは絶対条件だが、カズも若い頃はカズダンスや私生活の派手さ、また代表での日本を救う幾度のゴール、そしてプロ化に伴う日本の盛り上がり。これらのものを自らの力で、また時には時代の要請で勝ち取ってきたのだ。
翻ってボクシングはどうだろう?もちろんパフォーマンスやマスコミへの露出は他人にとやかく言われる問題では無い。本分であるボクシングに集中するのも良いだろう。
でもちょっと考えて欲しい。あるスポーツが国民的人気を得るにはスターが必要なのだ。具志堅がスターになった頃はたいした選手で無くても世界戦は必ず中継されていた。辰吉はスターだが、残念ながら世界戦は負けた方が多い。でもこの頃の選手はこのスターの人気に乗っかって、稼ぎも悪くなかったはずだ。残念ながら乗っかった選手の中にスターがいなかったので、その後ボクシング人気は凋落していく。
俺は世界のボクシングが好きで、日本チャンピオンクラスなどは興味が無い。でもこんな俺でも辰吉や亀田のことは世界挑戦より随分前から知っていた。
前述のようにまずはスターだ。西岡や穂積は、嫌だろうがボクシング全体のために大きなパフォーマンスをして欲しい。亀田は実力を上げることが前提だ。井岡ももっと派手にパフォーマンスを繰り広げて欲しい。
スターは時代の要請だが、実は本人の自覚にもかかっている。
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