父、旦那、実弟、義理の兄妹にもプレゼントしたい一冊です。
認知症予備軍~認知症の末期、重度を4タームに分けて(春夏秋冬)症状、対策法、お薬など認知症専門医からの視点で書かれています。
介護する側の心構えは特に参考になったし、これからどうなる!としっていれば「きたきた」と心づもりできる余裕。
確かにその通りだ
ちょっと変な春 認知症予備軍
かなり不安な夏 初期、軽度
困惑の秋 中期、中等度
決断の冬 末期、重度
私の母と義母様は今、夏真っ盛り(笑)
これから来ると予想される、秋「支える家族にとって最もつらい時期は2年で終わります」と表現されております。
まだ踏み込んでいない秋。
恐怖であり、恐怖でしかない秋。
ただ、どんな症状がでるのか判っているだけでも「備えよ常に」ボーイスカウトの精神で(子供二人が所属していた)乗り越えれそうな気がしてきました。
ただ、義母様は実子が見てね
と、声を大にして言いたい。
義理の関係の介護って遠慮が入るので、言いたいことも言えず、ストレスがたまるのですよ。
実親ならば「何回いわすん。ボケてるんちゃう?」( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
と笑えるところ
義母様には真面目に力説して同じ回答をリピートするのみ。
非常に疲れてストレスマックスなんです。
本当に泣きたくなる程つらいのです。
体重が40kgより減ってきたら薬の量の変更が必要など、認知症は治らない病気だから定期健診は不要!!と思っていた私には「腑に落ちた」一行でした。
それと、それと、口から食事ができなくなったらどう対処するか。認知症になる前から家族での話し合いが必要だとおっしゃっています。
施設に入るタイミングなどもとても参考になりました。
私の旦那は「母が施設に入りたいと言うまで入れない。」といつも言い切っております。じゃあ、誰が介護するの?という問題ですよね。
介護しない親戚、兄弟達は
『手出し、口出しするな(金はだして)』
私の心の声ではありませんよーーーー。
本に書いてました。(笑)
これから介護する方、介護真っ只中の方に読んでもらいたい一冊です。