最近、よく学生さんたちに真剣な眼差しで渡米した理由を聞かれます。
ついつい学生さん達の圧力に押されて、「米国は研究がどうのこうの〜」など、それっぽいことを眉間にシワを寄せて真面目な感じに口走ってしまいますが皆様すみません。
あれ、嘘です。
皆さん、真に受けないでください。臨床渡米してる人たちはある意味医療界のJKローリング的な要素があって、自分のキャリアを物語るスペシャリストです。
就活の際にPersonal Statement(自己紹介文)を書いたり、面接対策をしていると、常に将来と過去を一直線で結んで、説得力のある自分のキャリアを華々しく語ることが求められます。
それが身に染み過ぎて、軽やかに口から出まかせが舞い出るようになってしいました。渡米の副作用です。
具体的にどんな思考プロセスで対応しているかというと、渡米することの利点を頭の中で列挙して、自分がいままで辿ってきた軌跡を振り返ったときに、どの利点が一番話に説得力を付与することができるか、という具合に処理させてます。
なので、渡米した人たちの話を聞いてしまうと、「うぉー、渡米する人はやっぱり初めから意識が違うんだなー!」などという間違った結論に収束することが多々ありますし、それによって「自分はこんな高尚なことは考えつかないし、渡米なんかやっぱり無理だ」と怖気付いてしまう方もいるかもしれません。
非常にもったないと思います。本当のところ、渡米した多くの人の渡米の入口は「渡米てカッコいい!!」くらいのテンションだと思います。
それくらいがちょうどいいと思います。変に考えすぎると渡米の悪い点も色々見えてきたりして渡米する理由がよく分からなかなるかもしれませんし。
自分自身も医学部低学年の頃から臨床渡米に対する強い憧れがあって突き進んできました。それ以上でもそれ以下でもありません。
ただ、今振り返ると、渡米に憧れた自分のセンスを激しく称賛しています。当時は思いもしなかったような出会いや学びの機会に恵まれてます。渡米して正解だったと確信を持ってます。
将来、どんな出会いや教育・研究の機会があるかは誰にもわかりません。でも、大きな道筋として渡米することは必ずや全体としていい方向に舵を切ることができると思います。
皆さん、ぜひ一緒に米国で働きましょう!

