そうだ、米国で医者やろう~♬ -10ページ目

そうだ、米国で医者やろう~♬

米国ボストンで循環器内科フェローをしています。心臓集中治療の分野と美味しいご飯処を世界に広めるのが目標です。

面接後のFollow up
Thank You Letterに関しては諸説ありますが, 送ることによってマイナスに働くことはないので私自身は殆どのプログラムに送りました. 返信はあったりなかったりでした. SDN情報によると, Programが応募者に連絡することが禁じられており返信が来ないからといって気にする必要はないとのことです. 過去の日本人の体験記でも返信が来なかったとこにマッチしたという話もあります. 私の場合, 面接の翌日にあるプログラムのPDから先にメールがあり高くランクするという連絡がありました. また, 10月の下旬にも再度連絡があり, 高くランクしたという連絡がありました. ネットによると, プログラム側からメールが来ることはかなりレアなことなようです. 2度目のメールから察するにプログラムによっては10月の段階でFinalizeするようなので, NRMPの登録やThank you Letterは10月中旬までにはやったほうがいいでしょう. 本当に行きたいプログラムに関しては少しでもマッチする確率をあげるべく, ラボの先生とPDから直々にメールをおくっていただきました. 基本的にありがとうくらいの返信しかありませんでしたがやらないよりはましだと思います. 以下にThank you letterのサンプル添付します:

 

パターン1

 

Dear Dr. XX,

 

I hope this email finds you well. I am writing to express my interest in your program as my number one choice.

I have completed all my interview. Of all the programs I interviewed for, your program stood out the most to me. I aspire to be YYY. In order to achieve this, I am seeking a program where ~. I am more motivated to work and study at your program than any other, because your program has all of these positive attributes and more. 

 

I would love to be a fellow at your program, and I want to thank you again for your time and consideration.  

 

Best regards,

 

パターン2

 

Dear Dr. XXX

 

I am writing this email to thank you for the interview last week. I was pleased to learn about your program. I was glad to know that the hospital offers good environment to learn a broad range of cardiology. I look forward to hopefully working with you in the future.
Thank you again for your consideration. 

 

Best regards,

 

ランクの決め方

直感的にランクをつけてみて, 迷ったプログラムはSDNのスレを参考にしつつ, Location, research, clinical, impact factors, Facultyの人数, 心外有無, 心移植有無などを点数化して比較検討しました. 結果, あまりにも酷かったHowardを除いて以下のようにランクしました.

 

1.    Tufts University

2.     Emory University

3.     University of Iowa

4     Westchester Medical Center

5.     Cooper University

6.     Mt Sinai Brooklyn

7.     Mt Sinai Beth Israel

8.     University of Connecticut

9.     Detroit Medical Center

 

NRMPのランクはCertifyすると確定されますが, 確定後も何回でも変更できます. CertifyするとCertifiedと表示されますので, 登録締め切りまでにしっかりとCertifiedされていることを確認しましょう.

 

                        SDNスレの例

 

面接当日のスケジュール

8am                 集合

8am-9am        カンファ

カンファの日に面接することが多い

9am-12pm      面接

 一人につきおよそ15分- 30分

12pm-1pm          Fellowとランチ

1pm-2pm         面接午後

2:30pm-3:00pm 病院ツアー

3pm                      解散

 

参考までに面接のときに書いたブログ添付します.

 

★★★★★★★★

 

「大学病院」プログラム 10/8/19

Iowa大学病院の面接を終えIowa空港です.

まさかのNYまでの直通便がありません. シカゴ乗り換えです. 国内線は遅延がめちゃくちゃ多いので, 乗り換えは余裕を持って2.5時間はいつも確保してますが, 最近気づいた事としては, チェックインの際にフライが変更できるのです. 飛行機が定刻で運航してればまず間違いなくつぎのフライトは円滑に乗り換えるので, 乗り換え時間は必要ありません. なので, 今回は乗り換え時間を1.5時間に変更しました. おそらくギリギリの乗り換え時間を購入して, あとで遅延してたら変更するのがもっとも賢い方法かもしれません. さて, 今回アイオワでは面接前日ディナーからの面接をしてきました. 前日ディナーに関してですが, 私は安全策をとってスーツで参加しましたが, みんな普通の私服でした. ディナーではお酒は飲まないのが鉄則的なことを聞きましたが全然普通に飲みます. なんなら地元のビールトークで弾むので飲んだ方がいいです.

 

今回の候補者は9人でした. 計4日面接日があったとのことで, 凡そ40人ほど呼ばれたはずです. おそらく応募は600-800くらい. 6人のスポットなので, 面接までたどり着けば倍率は凡そ7倍くらい?Iowaの面接は一言で言うとImpressiveでした.様々な「大学病院」と自称している実は中身は臨床だけの市中病院的ななんちゃってプログラムで面接しましたが, こちらは本当に研究重視な大学病院でした. 少なくとも1年間. 長ければ2年間研究ができます. しかも基礎ができます.面接は7:45開始. 分かりづらい文章の案内に従って病院のカンファレンスルームに向かいます. のごとく, オレンジジュース, コーヒー, マフィン, ベーグルに迎えられます. 8時からProgram directorによるオリエンテーション. とりあえず大きい病院で研究重視. 街は住みやすく安全ということはわかりました.

 

オリエンテーションもプログラムのレベルを測るのにちょうど良くて, しっかりとしたプログラムはACGMEによって紹介が義務付けられているスライド(Benefitsなど)をしっかりと挿入していました. 説明のあとはさっそく面接が始まります. 今回は30分の面接が4回でした. 各々しっかりとPSとCVを読み込んで来てくれました.面接はフレンドリーで一問一答と言うよりは日常会話のように流れで進んでいくような感じでした.

 

質問はいつもと変わらず,

自己紹介

なんでアメリカ

リサーチについて教えて

レジデンシーはどう?

将来は?

 

などなどでした. トリッキーなものはなし. そういえばここまでstrength, weakness, 好きな本など聞かれたことがありません. Fellowshipは現実的な質問が多いのかもしれません. 一人の教授に大変気に入っていただいて, ランチタイムにこっそり呼び出されて, 「プログラムは君を高くランクするから, 君も高くランクしてくれると嬉しい」 と言われました. とりあえず, Great!! Will do!と反射的に言いました. アメリカが身体に染み込んできたようです. ランチは1時間. Fellowたちとみっちりお話でした. 英語喋りたくない者としては苦痛でした. 面接は1:30には終わって帰宅. 毎回の事ながら面接の後は疲労による軽い胃炎と頭痛がします. 最初は時差ボケで辛いのかと思ってましたが, 普通に面接は辛いです. 面接だけでなく飛行機移動も地味にじわじわと疲労が蓄積していきます. もちろん外来で働くよりはマシですが. 本日, 一旦NYに戻ってから, 明後日から連日で面接です. ペンシルベニア, ワシントンDC, デトロイト. これが終われば来週タフツの面接を経て殆ど終わりです. 今週はなかなかハードですが頑張りたいと思います.

 

★★★★★★★★

 

面接の質問リスト

殆どのプログラムで聞かれる質問は決まってます.

自己紹介

研究の興味

CVの内容

日本の医療について

将来像

希望のSubspeciality

趣味

志望理由(聞かれないプログラムも半分くらい)

 

トリッキーなケースとして

あなたならどんな採用基準にするか

最近出たLVADの論文についてどう思うか

IABPの管理に重要なのはなにか

 

FellowやFacultyに聞く質問

How would you characterize fellow faculty relationship?

Are there research opportunities?

 

 

私自身, 50個くらいの質問リストをぱぁーっと見ました. Residencyの際はすべての質問に対して答えを書き出して, Consocioという英会話サービスを利用して練習しましたが, Fellowshipの場合, さすがに英語で困ることはないのでなんとなく答える内容を頭の中で構築しておくくらいにとどめました. 振り返ると結局よく聞かれる質問に対してしっかりと答えられるのが大切だと思います. あとは会話の流れを読み取って円滑に進めるのも重要です. Residencyの際よりも英語力は確実に要求されるため, Residencyをやられた方も, もし英語に不安がある場合は精力的に対策に取り組むほうがよでしょう.

 

面接先の見どころ

·        学会の金銭的サポートと実際にどれくらいFellowが学会に参加してるか

·        Call Schedule: Malignant programsのr/oができます

·        FellowのPublications

·        Elective Rotationの期間

·        Fellowのレベル

·        FellowとFacultyの人数

面接シーズンのローテの組み方

うちのプログラムの場合, 必ずしも面接期間(8月末から10月半ば)に休暇を申請する必要はないでしょう. 多くの場合, Elective Rotationを入れてくれるし, また外来ブロックは無限に休めるので, 面接期間は休暇がなくても十分. 外来中の面接休みの申請は特に確認もないので, 本人の裁量次第です. わたしのローテンションスケジュールを参考に添付します. 下図のように, わたしの場合は, 研究期間と外来が割り振られていたのでカバーを見つける必要もなく面接にいくことができました.

 

面接の移動と宿泊

基本的にAmtrakと飛行機での移動です. 面接シーズン中はラガーディアが最寄駅なのではないかと思うほどよく行きました. 航空券に関しては, Americanに絞り, JALのマイルを貯めました(ANAの場合はUnitedです).  航空会社のPriorityを獲得していると荷物検査など円滑です. ラガーディア空港が混んでることはないのでぎりぎりにいって問題ありませんでした. ちなみに頻回のフライトでGlobal会員に来年なれそうです. 面接後の航空券はぎりぎり間に合うかくらいのフライトに予約して, 間に合わそうな場合はその場で変更しました. 追加料金ちょっとで変更できます.  町中はLyftやUberが発達してくれたおかげで米国で運転を全くしないわたしでも問題なく移動できました. Deltaのマイルを貯めるのであればLyftがおすすめです. スーツケースは機内持ち込み可能なサイズでBaggage Claimで待つ時間を節約するようにしました. 飛行機の席は前のほうにするとすぐ出れます. ホテルはトラブルやストレスを最低限にするためにある程度のホテルに宿泊するようにしましたが, 唯一, デトロイトのホテルは隣の部屋で乱交パーティーが開催されており睡眠に集中できませんでした.

 

面接の服装

面接の服装に厳密な決まりはありませんが傾向はあります. IMGの人はなぜか黒色のスーツを着る傾向があるようです. 一方, 米国の人たちは紺系がメジャーで灰色系も少しいますが, 黒色のスーツを着てる人はあまりみません. かなりの偏見ですが, いいプログラム出身の人は高級スーツを着てる様な気がします. 生地の違いが明らかです. 服装の中でスーツが一番目立つのでしっかりしたのを持ってた方がいいです. 黒を着てると主観的にはマイナスです. 女性のスカートは控えたほうが良いです. 自分はNY発のBrooklyn Brothersの紺のスーツを愛用しました. 生地の質含め面接には最適です. お値段は10万円弱でした. ちなみにNY初. 初期研修後のバイトで荒稼ぎした際に買いました. 靴に関しては黒か茶色です. あまりストレートチップとかウイングチップとか細かい事は気にしてないと思うのでなんでもいいと思いますが, あまりにもしょぼいと目立つのである程度のものを履くべきかと. 自分は本当はTomoeという浅草発のブランドがシルエットが美しく国産ということもあって買いたかったのですが, 29.5センチの販売がないため諦めました. 仕方なく以前買ったRegalの黒色プレーントゥの革靴を履いてましたが, あまりいけてなかったので, Cole Haanの茶色のプレーントゥを新規購入しました. ネクタイは幅広いです. もはやなんでもいい気がします. わたしは荒稼ぎした時に購入した青のHがいっぱい描いてあるエルメスのネクタイを愛用してます. 確か200ドル弱だったような.シャツはほとんどの人が白色です. まぁ, どんなスーツにも合わせられるので使い勝手がいいのかもしれません. 白色が無難です. シャツは日本の安いところで買いました. ユニクロのは残念ながら首が太すぎて着れませんでした...靴下に関してはシンプルなのがメジャーです. 紺が一番多いです. 普通の長さの普通の色のを履けばOKです. 自分はユニクロのを履いてます. 間違っても踝ソックスは履かないように.

 

一般的な服装