そうだ、米国で医者やろう~♬ -5ページ目

そうだ、米国で医者やろう~♬

米国ボストンで循環器内科フェローをしています。心臓集中治療の分野と美味しいご飯処を世界に広めるのが目標です。

YouTubeTHE FIRST TAKEというシリーズにハマりました. 有名な歌手たちが一発撮りで歌う動画.


その中で気になったのがCreepy Nutsの「かつて天才だった俺たちへ」という曲.


かつて天才だった俺たちへ

神童だったあなたへ

似たような形に整えられて

見る影もない


すごくしっくりする歌詞


さて, ニューヨークからボストンへ戻るバスの中でふとニューヨークでの内科レジデンシーを共に生き抜いた大好きな同期二人のことを思い出してました.


全く見た目も性格も違う3人でしたが共通点がありました.


それはみんな「慎重派」であること.


勝算のない戦いはしません. 見た目大胆な試みをやってるように映るので意外に思われるかもしれません. でも実は大胆なことをするために常に細かなリスク計算をしています.「これはイケる」と確信が持てるまで試みません. リスクは取りません.


その判断を明確にするために, 自分の等身大の状況を正確に把握します. そのために膨大な情報を収集整理します


多分, 臨床渡米する上で一番大切なメンタリティだと思います


臨床渡米と聞くと, 狭き門なのである意味宝くじをあてに行くような感覚に陥る方は多いと思います. そもそも当たる確率が低いんだから, とりあえず応募すればもしかしたら俺でもいけるんじゃないかと思ってしまいます.


そのロジックで実際に無課金ユーザーのような状態でマッチングに参加して返り討ちになる人たちを多く見てきました.


当たる確率が低いからこそ, 情報を集めて自分の状況を客観的に把握して少しでも自分の価値を高められるように時間と労力を可能なだけ投資します. 準備が全てです


大胆な挑戦には慎重さが超大切です. 準備ができてない段階で自分にGoサインを出すのは挑戦ではなく博打です. カイジ並の嗅覚の持ち主であれば別ですが, 一般的に一回毎の期待値の低い博打は何回かやればいつか失敗します


失敗した先は渡米亡者と呼ばれる人種です. 大きな投資をしてしまうと引くに引けなくなります. 結局, 損切りが出来なくなって毎年ズルズル渡米準備という名の永遠にゴールすることのないマラソンが始まります. 医者としてのキャリアがめちゃくちゃになります.


大きな挑戦をするときはありとあらゆる可能性をあらかじめ考える. 成功する絵を想像するのは心地よいものですが, それ以上に失敗した時のシナリオを想定することが大切だと思います. どこまで投資するかあらかじめ決めておかないと精神構造はギャンブル依存症で破産する人のそれになるような気がしてなりません.


これから渡米を考える人たちはしっかりと「準備」をすることを勧めます






二週間のカテローテが終わりました. 疲弊しましたがそれなりに成果もありました😆


臨床面での進歩は冠動脈造影(CAG, LHC)の手技が補助付きで一通りできるようになったこと🎃


米国人で括るのはあれかもしれないけれどカテフェローの手技を見ていると一つ一つのプロスセスが少し雑に映ります👻 


性格の問題なのか分かりませんが, 大部分はカテフェローより自分のほうが丁寧に美しくできる気がします🦋


まぁ, 臨床面はおいていて, 今週一番大切なことはメンターの信頼を勝ち取ることでした🦞


なんだかんだで一歩前に進んだ気がします🐓


今回は特に医学知識を披露するなどの特殊技能は使ってません🏆


シンプルに「よく働くフェローであること」をアピールしました💊💉


毎日必ず翌日の患者の予習をして必要な情報は全て把握しておく🩺


率先して雑用をやりまくる🔏


指導医からの連絡は数秒で返信. 絶対にYesと答える💯


臨床試験の患者スクリーニング(誰もやりたくない雑用)を毎日する✔️


その甲斐あって, 直接電話でいろいろ要件を頼まれるようになりました


これから先の短期目標はシンプルで「研究の雑用に参加して論文の著者に加えてもらうこと」ことです🧹


そのために来週からやることは, さらに頑張るアピールをすること💪 


誰も働かない夕方以降の時間を上手く活用してラボの仕事を割り振ってもらうようにお願いしてみようとおもいます🍙🍦


今の段階では研究のゴールは第一著者でいい雑誌に載せることではありません. 研究を通じて自分という人間を上手く物語って信頼を勝ち取ることの方が圧倒的に大切です⛳️


せっかく得たチャンスを掴めるように引き続き頑張るのみ🥇🏅🏵













2回目のカテローテ❤️


相変わらずハードです 🤮🏃‍♂️


一年目フェローの主な仕事は雑用+スワンガンツ🦢


雑用は同意書の取得とカテ後のフォロー🌊


スワンは中心静脈カテーテル(CV)と殆ど変わりません. さして難しい手技でもないですし, 一日平均4件はやるので, すでに実力はプラトーに達しました ☀️


なので, スワンはちゃちゃっと終わらせて, だんだんと冠動脈造影(LHC, CAG)も段々と取り組むようなりました 🌶


やはり手技系を一から英語で習うのはなかなか難しい. 知らない業界用語が耳だけで聞き取るのはなかなか困難です. 外科系の人を改めて尊敬します🧞‍♂️


Structuralと呼ばれるTAVRMitraclip, ECMO, IABP, LVAD挿入なども一日1ー3件ほどありますが, 残念ながら, これはadvanced fellowsの範疇. General cardiology fellowsの出る幕はありません. CAGとスワンで一日が終わってしまうのでなかなか参加することができません🍳🥩🍔


今週は幸いにもリサーチメンターの先生と話し合いをする機会が持てました⚽️🎷


先日プログラムディレクターからは臨床フェローシップの一年を研究にする許可はいただいてましたが肝心なリサーチメンターとは話してませんでした😱


フェローシップが始まってすぐに話し合ったときはあまり良い回答をいただけず, 1年間のリサーチイヤーが取れるかも不透明でした🦴🦴


「これはヤバイ」と思って, 信頼を勝ち取るべく, あまり他の人がやりたがらない臨床研究に該当しそうな患者のカルテスクリーニングをしたり, 臨床のパフォーマンスを最大限発揮すべく何事も事前準備は欠かさずに仕事に取り組みました🍦🍭


その甲斐あってか, 今週リサーチメンターから声をかけていただき臨床フェローシップ3年間のうち1年間を研究に費やすことができるようなりました🍛🍝


研究一年間の給料に関してもなかなか悩みの種でした. 臨床フェローシップ一年分の給料をグランドなどで自分で本来ならば自分で助成金を捻出しないといけないのですが, 幸いなことラボが全額負担してくれることになったので無事解決しました🍩🍼


まだ研究の年まで時間があるので, さらに信頼を勝ち取るべくコツコツと研究実績を積み重ねていきたいと思います🎈🧸