そうだ、米国で医者やろう~♬ -22ページ目

そうだ、米国で医者やろう~♬

米国ボストンで循環器内科フェローをしています。心臓集中治療の分野と美味しいご飯処を世界に広めるのが目標です。

「左ききのエレン」という漫画にハマった

夜中に1巻から10巻まで一気読み

簡単に内容をまとめると

天才と凡人の苦悩を両サイドから描いた作品

作品中の好きな名言は

「ぼくのデザインはフォアグラや 作り方がエグくても 出来上がった料理は最高にうまい」

ボストンの某研究室でこき使われてた海外留学生の姿をふと思い出した

過程に拘らず最高の作品を創る

来年からの循環器内科トレーニングは修行に没頭できたらなぁ, と

イチローズモルトの炭酸割り 大きめの氷をあえて指でかき回してみる

浮き上がる炭酸の泡を眺めながら竹内まりやの「カモフラージュ」に耳を傾ける

ふむ, 名曲はどんな時でも名曲である

左ききのエレンの作品に出てくるガゴシアン (gagosian)というアトリエが家から十五分の場所に位置するので近くまで行った

近くのカフェでぼーっとしていたら, 茅乃舎の出汁で作るレシピに気が逸れて

気がついたら近所のスーパーで巨大な茄子を買って家で煮込んでいた

試しにDecoyのシャルドネを隠し味に入れてみて

一人でニューヨーク風だと満足しつつ, 初心者のアレンジほど危険なものはないとのちのち反省する

あと, 一週間と少しで来年からの就職先が決定するわけで

一瞬で分かる結果が来年から三年間の人生に大きく影響する

人生の醍醐味である

溶けた氷でまろやかに姿を変えてウイスキーを

黒糖ピーナツで五臓六腑に染み込ませるのであった



シャワーを浴びてすぐに外へ出ると髪が凍る


ニューヨーク一年目の冬、はじめて学んだことでした


今年で3回目の冬


未だに髪を凍らしてます


だらしなさは以前のままですが


医者としては少し一歩進んだのかもしれません


先日、ようやく初論文が掲載されました


基礎的寄りの内容でImpact Factor 2.7


初めてにしては上出来です


無事、フェローシップの面接も終わり


研究や周りからの評価に追われるストレスフルな日々からついに解放されました


まぁ、解放されたとは言っても、MICUの一ヶ月だったので病院と家の往復しかしてませんが


カルテは以前の三割くらいの労力でこなし、以前よりもさらに患者さん一人一人に誠意を持って対応するようになった気がします


来年からはどこにいくかわかりませんが、とりあえずNYの冬は今年で最後になりそうです


内科レジデンシー最期の時期というよりは来年から始まる循環器内科フェローシップへ向けての準備期間という意識が高まったせいか


今月から、新たな臨床研究に着手し始め、さらには内科専門医試験の対策を始めました


124日に来年度の就職先が決まるので、結果が出たら、具体的なプランを考えていきます


今度、フェローシップについてまとめます










アイオワでの面接を終えてNYCにもどってきました. まさかの直通がなくシカゴ乗り換えでしたが, レジデンシーの時の先輩と会えたので良かったです.


さて, 現在, 米国内科レジデント三年目. 今年, 米国で循環器内科のフェローシップに応募してます.


知らない人の為に簡単に米国の教育システムを解説すると,


内科系の科の場合は3年間の一般内科トレーニングの後に数年間の専門トレーニングとなります. 循環器は3年間です. その先にカテ(1)や不整脈(2)などがあります.


3年間の一般内科トレーニングに独立人もたくさんいて, その場合, 外来医や病棟医として働きます.


米国の場合, 専門医を取ったその日に一人前の医師して働かなければならないので骨が折れます.


専門に進む人の大抵は一般内科のトレーニングなんかいらないと主張する米国人がほとんどですが, 日本の一般内科がないせいで壊滅的な管理の現状を知ってるものとしては3年もやらんでいいけど2年はあっても良いかなと思います


専門医の教育はACGMEという専門機関によって厳しく定められているので, どのプログラムも最低水準の教育は受けられるようになってます.


循環器内科の場合, 3年間のうち2年間は臨床をやりましょうという決まりがあります. 逆に言えば1年間はプログラム次第. ここの質はプログラム毎に大きく差があります. 人数が足りない施設はみっちりスケジュールが組まれてますが, 一方アカデミックなプログラムは1年間研究などもあります.


さてさて, フェローシップの就活はレジデンシーよりも少し時期が早いので, 就活シーズンも終わりに差し掛かってます


応募開始は7月終わり, 面接は9月と10月で, 結果は12月上旬です. マッチングシステムを採用しており, 応募者およびプログラムがそれぞれのお気に入り順にランキング付けします. んで, 何かしらのアルゴリズムがあって, 双方に最適な組み合わせを算出するらしいです.


まだ結果が出てないので詳しい話は出来ませんが, ざっくりと現状報告をすると,


結局J1 visaを受けてくれるプログラム170くらいに応募して20箇所から面接のオファーがありました


少なく感じるかもですが, レジデンシーのときは280箇所で10前後だったのでだいぶ状況が異なります.


循環器の面接のオファーは他の科よりも遅い為, 9月に入ってからオファーが来るようになりました.


各プログラム500-800くらいの応募から50-80くらい面接に呼ぶ模様です.


そう考えるとむしろよく呼ばれたなと思います.


NRMPに統計があるのですが, だいたい7, 8個の面接に行くと殆どの確率でマッチすると言われてます.


私の場合, 予算と日程の関係で10箇所面接 (大学病院 8, 大学関連 2)に行くことにしました.


その中でも3つのプログラムはトータル4年のプログラムで2年間研究できるとのことでなかなか魅力的です.


, 逆に他の殆どの大学病院は臨床がメインで研究を殆どやってない為, 大学関連病院と殆ど変わらないという印象でした. がっかり.


将来, 日米をまたにかけて世界的なアカデミックな医師になりたいので, やはりFellowshipはアカデミアに行きたい.


レジデンシーでの辛い思い出を考慮すると, 下手に我慢して微妙なプログラムに行くよりもなんならPhDをやった方が良いのではないかと思えてきてます


ただ, どこかの病院にマッチした場合, そのプログラムに就職する義務が発生します. それをキャンセルしてPhDに進むと今後マッチングに参加できなくなる可能性大です.


なので, 本当に行きたい所だけランクして, ダメならPhDという方針が最善な気がしてます.


まだ迷っているので色々な先生と相談して決めたいと思います.


明日から怒涛の面接3日連続. フィラデルフィア, ワシントンDC, デトロイトに行ってきます.


体調崩さないように無理のない生活を心がけます.