【臨床渡米x循環器内科】疲労困憊で動悸がしてくる不整脈ローテ!!! | そうだ、米国で医者やろう~♬

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米国ボストンで循環器内科フェローをしています。心臓集中治療の分野と美味しいご飯処を世界に広めるのが目標です。

さてさて、今年も循環器内科の面接シーズンが到来しました。うちの病院も相変わらず人気で例年通り800人以上の応募があるようです。


そんな大人数から毎年6人が選ばれます。そんな高倍率を運とコネで勝ち取れたのは本当に幸せなことだと日々しみじみ感じます。


常に背水の陣という意識でスタミナで勝負していますが、循環器内科フェローシップが始まって1.5ヶ月が経ってから完全に疲弊しております。


万を辞して購入した高級エアーウィーブマットレスが身体に合わず、毎朝身体がガチガチなのを差し引いても疲労の蓄積がすごい。


渡米したての頃を思い出します。先週まで2週間不整脈班として不整脈関連疾患のコンサルと入院患者のマネージメント。


朝は6時前に来て15人ほどの心電図とカルテを確認。レジデンシーのときと違って患者層がめちゃくちゃ複雑です。


心外術後の患者は一人一人ベッドサイドにいってpericardial pacingをうまく調整して患者のunderlying rhythmを確認したり、心臓移植前のVT stormがずっと止まらない患者のICDを調整したり、アミロイドーシス患者のペースメーカー不全の確認をしたり・・・


んで、事前に患者リストを作成して7時から始まるカンファレンスで全員に配って、フェローが舵を取って方針を話します。不整脈班の先生方は割とサクサクしてるのがせめてもの救い。カンファは20分もかからず終わります。


んで、そっからコンサル地獄。とはいっても1日に新規のコンサルは5件ほどしかないので忙殺されることはありません。でも、一件一件が異様に複雑ですぐには答えが出せないことがほとんどです。


例えば、TAVR後でcomplete Heart blockになったかと思ったら翌日には普通のAFLになって、かと思ったらjunctions rhythmぽくなったみたいなコンサルト。


テレメトリーを眺めても色々起こりすぎてて何が何やら。結局、pericardial pacingA wireをモニターに繋いでみたら、junctional rhythmぽいのは、実はAFLでさらにcomplete heart blockが合併してることが判明したり。


はて、ここまで自分でも何を言ってるのかよく分からないけど、とにかく色々複雑なことを日中やっていて、気づけばいつも6時過ぎ。そこから内科専門医試験の勉強。。。


こんな鬼畜な生活が続きましたが、無事、先日、内科専門医試験 ABIMが終わりました。


コロナのせいで一旦キャンセンされましたが、ボストンの郊外で席が空いたので再予約することができました。


週末は金土日とずーーーっと当直だったので、追い込みで勉強をするどころか疲労困憊で試験に臨む羽目になりました。


事前に下調べもできず、何ブロックあるのかもよく分からず、USMLEと同じ感じの長時間の戦いを覚悟してましたが、蓋を開けてみると、割とさっぱりでした。


問題は短めで一ブロック2時間で60問。全部で多分5ブロック。途中一回トイレに行きましたが、他はぶっ続けでやったのでお昼過ぎには終了。


特に達成感もなく、鈍行の緑列車で1時間かけて街へ帰還。気分転換に家の近所のビーチをチャリで駆け巡り、口コミが良いタイマッサージでリフレッシュ。


久しぶりにタイ語でセラピストに喋ってみたら、ガッツリとしたニーハオが返ってきた。恐るべき中国人の侵食度。


今週からはエコーローテ。比較的まったりとできる上に就業時間も7:30スタートで朝はゆっくりできます。終わりは6ー7時なのであれですが、日中は好きなタイミングでエコーやって、好きなペースでエコーを読影します。


同じ部屋に指導医達とずーっと一緒にいるので英語で割とかなりどうでもいい日常英会話をしないといけないのが若干疲れますが、全体的な体力は回復傾向です。


溜まってた研究と循環器内科の座学もぼちぼち始めていきたいと思います。



家からチャリで10分のところにあるビーチ