病棟最終週になりました.
Intern Year (一年目)最後の病棟業務です.
毎日, 誰よりも早く出勤して, チームの患者全員を把握するという当初の目標を達成できました.
今回の病棟業務を振り返って, 米国の研修医 (Resident)教育システムは発展していると感じました.
今回はAttendingがProgram Directorということもあり, Resident/Internが担当患者に関連するガイドラインや論文を調べて討論したり, High Quality Careをテーマに感度や特異度などに重点を置いた検査オーダーの仕方などを学びました. 隙間時間には医学生にミニレクチャーを開催しました. 人に習うよりも人に教える方が為になると実感しました.
また,ニューヨークは患者層が幅広いので, 日本では出会わない様々な疾患 (e.g., HIV, PCP, 薬物中毒)を経験しました.
さらに, チームの患者20人かつ, 1日に5-7人新しい患者を担当するため, 経験できる症例数が豊富でした.
ちなみに日本の平均在院日数は33.2日 (平成26年 厚生労働省だがそんな長かったっけ?), 米国は3.98日 (ACPの記事から)と極端に短いとのこと.
日本の統計をみると, 精神疾患の在院日数が291日と極端に長く, 一概に比較できませんが, 実際に働いていても米国の場合, 入院してすぐに退院のプランを立案するので, 退院プランが円滑に進みます.
また, 毎日, Social Worker, 薬剤師, 看護師, 医師で10分ほどの会議をします. ここで, 患者がどのような状況でいつ頃退院できそうか. 退院した後はリハビリ施設 (リハ)に行くのか, 自宅に帰るのか, 訪問介護は必要かなど明確にします.
リハに行くかどうかは, 理学療法士PTにコンサルをきて, 評価してもらいます.
患者の状態が安定すると, ソーシャルワーカーが受け入れてくれるリハを探して, 受け入れ先が決まれば退院となります. 保険の状況にもよりますが, 1-3日で決まることが多いです.
話がズレました.
今回の病棟ローテのポイントは,
- 幅広い患者層
- 豊富な症例数
- 屋根瓦式教育
です.
今回の病棟業務を経て, 米国に来てよかったなぁと改めて思いました.