こちら、昨日届いたばかりのGRAVIUM(グラビウム)です。

 

 

本製品、発売自体は7/2(水)だったんですが、発売当初は他の人のレビューを見てからでも良いかと思い、一旦見送りました。

しかも、その発売日は即行で完売してしまったらしく、恐らく買おうとしても買えていなかったことでしょう。

 

で、その次の再販日は7/21(月)だったかな?

「やっぱ買ってみるか~」と思ってたので、再販の時刻になった頃に「あ、そういえば」と気づいて販売サイトにアクセスを。

しかし、この時はちょっとアカウントの作成とか手間取ってしまい、いざ購入しようと操作する頃にはもう品切れになってました。

 

準備不足とはいえ、ものの5分で完売するってのはまだまだ需要がすごいなと感じましたね。

でも、別に購入を急ぐ理由が特になかったので、「まぁいっか」となって次の再販を待ちました。

 

そして、先日、8/7(木)の20時に再販のタイミングだったのですが、今回もすっかり忘れてて、「あ!20時過ぎてた」と気づいたのはもうすぐ21時になろうかという頃。

 

しかし、もはや熱烈に欲しい人たちには行き届いたのか、焦ることなく落ち着いて購入することができました。

ポチってから届くまでは意外と早かったです。

 

 

 

さて、ここからが使い心地の感想なんですが……

 

初見の感想は「重くて使いやすくない」でした。

 

1日使ってみてどのくらい慣れたかというと、まだ全然慣れてないというのが正直なところ。

1日といっても一日中書きまくったというほどではなく、筆記する際は全てグラビウムを使ったというだけであって、数時間ぶっ通しで書いたりとかはしていません。

 

その上での感想になるんですが、ざっくり良さそうな点と今一な点に分けて述べると

 

良さそうな点

●この重さにしてはペン先の振りがスムース

決して軽快とは言い難いんですが、37gもある割にペン先の操作性がスムースです。

例えば、ボクはサクラクラフトラボ001S(約32g)を持っていますが、サクラクラフトラボは全身の重さが均等になっているので、正直だいぶ書き辛さを感じてしまうのですが、グラビウムについてはそれよりも重いのに、そこまでの書き辛さを感じず自然に書けているので、その差ははっきりと体感できました。

 

●3mmガイドパイプはちょうど良い

よくある製図用シャーペンは4mmのガイドパイプを採用していますが、一般筆記用として使うなら4mmも必要はなく、カヴェコスペシャルみたいに2mm程度あれば十分です。

ただ、3mmあればより視界は良好なので、ボクにとってもこれはベストです。

例えばロットリングのラピッドプロもガイドパイプは約3mmと、一般筆記向けとしてはやっぱこのくらいが丁度いいんよ。

 

●ペンの全体の長さがちょうど良い

全長140mmというのは、取り回しやすくてちょうど良いと感じます。

例えば、ステッドラーのヘキサゴナルは少々長いなと感じてしまうし、逆にオレンズネロやカヴェコスペシャルくらいの長さがちょうど良く感じるので、主観ではあるものの、この長さはやっぱちょうど良いんだろう。

 

今一な点

○持つたびに「重い」と感想を漏らしてしまう

机の上に置いたペンを指でつまんで持ち上げる瞬間、「重っ」って感じてしまうんですよね。

この重さは「これから書くぞ」という覚悟を持たされる気がしてしまいます。

ちょっとメモだけ書きたいとか、ラフに図を描きたいといったシーンで、毎回これを感じてしまうのは、あまり良い方向には捉えにくいものがあります。

 

○やや太軸なので収納場所を選ぶ

1本差しのペンシースなんかだったら特に問題ないんだけど、例えばしーさーがノーマディックとコラボしたPF-05Nといったゴムバンドで1本1本収納できる場所に挿し込もうとしても、太くてきつくなるし、そのせいでゴムが伸びちゃったりします。

ネオラバサン塗装も耐久性はそれほど高くはないだろうから、他のペンとゴチャッと一緒に収納するのは気が引けるわけで、そうなると収納場所にはいくらか気を配る必要があるんですが、どのペンケースだったら収納しやすいかという点で気をもみます。

 

 

といったところかな。

 

しーさー氏が実用性MAXシャーペンを考えているという話をYouTubeで上げた時、予想としてはステッドラーの925 15くらいの量産型みたいな安くて軽いシャーペンを設計しているのかと思っていました。

というのも、剛性感MAXシャーペンであるAeroは重厚感・高級感あふれた書き心地特化の嗜好性の強い製品ということもあり、その対極なものになるんじゃないかと……

 

しかし、実際はどっちかというとグラビウムもやはり嗜好性の強いシャーペンな気がします。

 

しーさーが作る=(イコール)重いシャーペン、という位置づけを固定化してしまったようにも思えてくる。

 

グラビウムという名が、もう重そうな名前なのであれなんですが、もしグラビウムが本当に一般向けの実用性MAXシャーペンとして考えるとしたら、それは決して37gもある代物ではなく、いっても25g程度に抑えるべきだったと思ってしまう。

 

逆に37gのシャーペンを狙ってたのなら、これは実用性MAXシャーペンではなく、重厚感MAXシャーペンの方がしっくりくるのだよ。

色も黒くてずっしりとした無骨な見た目がそう感じさせるではないか。

 

 

恐らくだけど、どうしても剛性感MAXシャーペンのAeroと並べて考えてしまうんだろうね。

でも、例えばボクのようにAeroは買わないけど、グラビウムは買ったという人においては、こんなクッソ重いシャーペンってこれ1本しか持ってないわけで、これが他のシャーペンを差し置いて実用性MAXか?と問われてYESとは回答しづらいものがあるわけよね。

 

グラビウムに問題があるのではなく、プロモーションの仕方というか謳い文句というか、その辺とのアンマッチ具合が、もしかしたらグラビウムの売り上げを邪魔してしまわないか心配になりました。

 

 

今時点でのボクの結論は、グラビウムはかなり良く出来たシャーペンであり、大手でもないメーカーがこの作り込みに対して6600円(税込)で売ってくれるというのは本当にすごいことだと思うのです。

 

最近発売されたKAYOU+(カーユプラス)のAIMVISION PRO(エイムビジョンプロ)なんかをご存じの方もいらっしゃるでしょう。

こちらも国産メーカーですが、作り込むベクトルこそ違ってますが約8000円くらいするシャーペンです。

拘りぬくとそのくらいの価格になっちゃうんですよね……

ちゃんと利益を生み出さないといけない事情があるだけに、そうそう簡単に安くはならないけど、6600円という価格は大分ユーザーに優しいと感じます。

 

 

ところで、世のレビューアは中々厳しい目で評価しているケースも見かけますが、その中の一つにクリップを外した時の見た目が気になるというものです。

 

こちらのことでしょう。

 

 

クリップを外すと、隙間穴が露呈します。

で、内部の金属部分が見える形となり、「なんかそれが気になる」という人も少なくないようです。

 

正直、ボクは全然気にしていないと言うか、外すんだからそうなるものと思っておけば良いのでは?という程度です。

だって、付いてる方が標準で、それをわざわざ簡単に外せる形状にしてくれてるんだから、別にそこは覚悟のうえで使えばいいんじゃない?と。

 

まぁ、確かに外して使ってる時もカッコ良くしたいという思いは分かります。

なので、しーさー氏も追加パーツを検討しているらしいですが。

 

個人的には、単にこの穴を埋めるだけのパーツとして考えるよりも、オシャレにする装飾パーツを付けられたらいいなとは思いました。

例えば、GRAVIUMという文字をかっこいいフォントで刻んだプレートを装着するとか、沖縄のシーサーを模したマスコットを装着するとか……

なんかそんな追加パーツが出てくれたらワクワクします。

 

 

 

というわけで、まだたった1日しか使ってないので、大して使い込んだ感想にはなってないんですが、どっちみちまだまだこの重さに慣れてないので、もっと使い込んでいきたいです。

 

果たして、最終的にLACONICのソリッドライトを超えるのか……?