現在メインで使用しているHHKB英語配列なんですが、この度キーマップを少しだけ見直してみることにしました。
見直したい場所はたった2か所。
1つ目は右上のキー配置です。
ということです。
……何がや?となる思いますが、要するに「BS」キーと「~」キーを入れ替えました。
どういう事かと言うと、工場初期出荷状態では次のようになっています。
HHKBは一般的な英語配列とは違い、Enterキー(画像ではReturn)のすぐ上にBSキーが存在します。
これは個人的には実用的というか合理的と感じていて、文章を打っていたらどこかで必ず打ち間違いだったり書き直したくてBSキーによって削除することがあるんですが、この時の手の動きを最小限に出来るのはとてもメリットだと思うのです。
また、ググったりYouTubeで検索ワードを打ち込む際に、不要なワードを消して再検索とかやろうと思った時、BSキーを数かい押してすぐEnterキーを押すといった瞬間でもとにかく素早く操作出来て嬉しいのです。
ということで、それらを考えたら、HHKBの初期配列のままの方が色々と嬉しいはずでした……‘
なのに、あえてそれを一般的な配置に変更しようとする意図は、HHKB日本語配列とBSキーの位置を共通にするためです。
ボクはHHKBを今愛用中の英語配列と、それよりも3年前に購入した日本語配列も保持しています。
確かに普段は英語配列の方ばかりを使ってはいますが、これがいざ日本語配列モデルを使う時が来る可能性は否定できません。
これは諸事情ではあるんだけど……
客先で仕事している関係上、お借りしているPCのキーボードレイアウトを英語配列にさせてもらっているので、「悪いけど日本語に戻して」って言われちゃったらそうせざるをえません。
もしそうなったら日本語配列の方に切り替えるんですが、あまりに英語配列に慣れ過ぎて、BSキーの位置をついつい間違えていたら、かなりの頻度で小さなストレスを感じるんじゃないかと思い始めました。
まぁ、そうでなくともHHKB日本語配列の方をたまには使いたいという衝動もあるので、せっかくたまに使って楽しもうとするはずが、「やっぱつかいづれ」となって引っ込めるのは悲しいと思い、だったら日本語配列と共通に出来る部分は合わせちゃおうと思ったわけです。
そうすることで、せっかくのBSキーが近いことによる恩恵を受けられなくはなるんだけど、元々3年間もHHKB日本語配列を使ってて「これサイコー!」とか感じてたわけだから、そのくらい慣れればどうってことないだろう、と。
さて、見直す個所は2か所だと述べました。
2つ目は左下です。
実はこれ、今まではこうでした。
要するに、左下に配置していたFnキーを無くし、日本語配列特有の変換/無変換を利用した英数⇔かなの切り替えについてスペースキーの両隣を利用するスタイルにしました。
以前、この辺も散々悩んだことです。
その際は下の画像のように、右下で英数⇔かな切り替えを出来るようにし、左下Fnキーの存在を重要視しました。
と言うのも、HHKB日本語配列の場合はデフォで左下にFnキーが存在し、これを結構な頻度で活用していたからです。
じゃぁ、せっかく今まで活用していたFnキーがなくなって大丈夫なのか?という疑問が生まれます。
しかも、左下Fnキーの存在をものすごく重要視していたのは自分でもよく分かっています。
正直、確かに重要ではあるんだけど、左下Fnキーの使用頻度は右のそれに比べたら少ないことは事実でした。
左下にあることを期待して、ついてしまった癖を直すのは大変かもしれないけれど、ぶっちゃけこれは試みというやつで、「これからはこれで生きていく!」という決意ではありません。
もしかしたら、すぐに嫌になって元に戻してしまう可能性もあります。
ただ、単に日本語配列の時とキーマップが大きく異なる要素を取り除くためには、スペースの両脇に英数⇔かなを置く方を優先したかった、ということです。
ただね……英語配列はスペースキーが横長過ぎて、英数キーやかなキーが全然押しやすくない。
これを考えたら、もしかしたらこの配置に慣れても結局日本語配列とは感覚が異なるから、共通配置にすること自体あまり意味のない可能性も考えられます。
とはいえ、今までのように右下に配置したままだと、癖で全然関係ないキーを押してしまうことにもなるので、その辺が改善されたらまぁいいか、という感じ。
因みに、改めたキーマップによってこの文章を打ち込んでいるけれど、BSキーの位置が遠くに行ってしまったことに早くもデメリットを感じ始めています。
しかし、これは日本語配列なら元々のことなので、ひたすら慣れていくしかないのだろうな。
英数⇔かな切り替えについては、もう少し押しやすければすぐ馴染めそうなんだけど、どうだろうか……