愛用中のPCキーボードはHHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列 雪(無刻印)です。
こんなの使うくらいなので、もちろんブラインドタッチは出来ます。
最上段の数字やその他記号キーについても、いちいちキートップを見ながら打つことはありません。
「そりゃそうだ、見ても印字がないのだから見る意味はないだろ」
となりそうなもんだけど、意外とそうでもないです。
ちょっと矛盾するように聞こえる事実を先に述べると……
キートップに刻印はない、にもかかわらずキーの位置を確認したくてキーボードに目をやるケースはあります。
一見、何の意味もないように思われるかもしれないけど、これは刻印があることを期待してつい見てしまうという訳ではなく、キーの位置関係を確認するためです。
例えば、右手左手関係なく、ホームポジションから大きく外れた状態から、狙ったキーを押そうと思った時には、目的のキーがキーボード上のどこにあるかは分かってはいても、自分の指がその位置を押すためには、FキーやJキーにあるような突起を目安にすることが出来ないシーンではキーボードを見るしかないのです。
ただ、こういったシーンにおいて、刻印が何もないのだから結局見ても意味なくない?と思う人もいそうだけど、そもそもブラインドタッチが出来る人間は、刻印がなくともどのキーがキーボード上のどこにあるかが分かってるから、例えば、最上段右から何番目のキーが何かも分かってます。
だから、右手でマウスを握ったまま左手でF12を押したいと思った時、さすがにキーボードを見ないと位置関係を掴むことは出来ないけど、見れば刻印はなくともわかるというわけです。
ボクは改めて無刻印のHHKBを使っていることに満足しています。
何といってもやはりキーマップカスタイマイズを行っても、キーキャップの刻印と異なるといった問題が出ないことが最大のメリットです。
それ以外はほぼ自己満足ですね。
そして、雪の無刻印であるため、筐体自体にも印字が一切ないことが嬉しいですよ。
別に「HHKBというロゴとか要らん!」と言いたいわけではなく、雪の白さがより強調されて良いな、という感想です。
ある時、あまりの白さに、逆になんかシールとか貼っちゃおうかなという逆の発想も出たりするんだけど、さすがにそれはこの白さに飽き飽きしてからで良いだろうと思い直し、今のところはせいぜいカラーキートップに付け替えて遊ぶ程度です。
先月、今月と、公式から桜キートップが発売決定したこともあって、今後の発表も楽しみではあるけれど、現状の白さについてはまだまだ飽きていないので、どんな色ならキートップ買い足そうかは検討中です。