PCのキーボード最高峰と呼んでも過言ではない、それがHHKB。

 

 

こちらがHHKBの代表的なモデル。

HHKB Professional HYBRID Type-S(日本語配列)墨

です。

 

HYBRIDモデルはUSB有線接続とBluetoothによる無線接続(4台のデバイスにペアリング可)にも対応しています。

 

まぁ、キー配列や色はとりあえず置いておくとして、一方、有線接続のみに対応したClassicモデルも存在します。

 

 

Classicモデルは英語配列しか存在しないんだけど、

・英語配列が使いたい

・どうせ有線接続しかしない

・深いキーストロークが好き

・小気味良い打鍵音が聴きたい

なんかに全部当てはまる人ならば、Classicモデルはお勧めです。

 

ClassicモデルとHYBRIDモデルの見た目を比較して一目瞭然なのは、HYBRIDモデルの方にはキーボード奥側にある電池ボックスでしょう。

 

これについては色んなレビューで「カッコ悪い」「ダサい」等の意見が飛び交っています。

確かに、Classicモデルのように綺麗な長方形に全てが納まった感の方がデザインとしては良いのは分かります。

 

ただ、ダサいなどの感想を述べるくらいならまぁ仕方ないかとは思うんだけど、中には「何とかして電池収納部分を枠に収まるようにして欲しかった」と言ったコメントも見かけます。

 

多分ですが、その手のコメントをする人はにわかです。

そう思う理由は……

 

 

その前に、その電池ボックスの存在感を改めて確認してみましょう。

 

 

確かに露骨に出っ張っています。

 

 

真上から見てもはっきりと何か出っ張ってるのが分かります。

 

しかも、滑らかな形を取っている訳でもなく、角ばってかつ出っ張ってるので、「これがいいんだ!」と思う人は少数派だと思います。

 

 

しかし、こちらをご覧ください。

 

 

はい、ボクのHHKBは底面に吸振マットを貼っています。

 

そうです、もうこれを見たら分かると思うんですが、仮に底面に電池を収納するような形状だった場合、吸振マットなんて貼れないんですよ。

 

因みに現在はHHKB Studioという商品が発売されていて、あちらは底面に電池収納部があるんですが、要するにHHKB Studioは吸振マットなんて今のところ存在しないし、今後も発売されることはないでしょう。

 

電池ボックスが出っ張っているHYBRIDモデルですが、何気にこれでも少しは筐体側にかぶるような配置にはなっています。

丸々電池分が外に出っ張ってるわけではないということです。

 

これ以上筐体側にめり込ませたら、吸振マットの貼り付け領域に影響してしまうし、吸振マットがその分貼れなくなったら効果もより薄まってしまい、商品価値がなくなります。

 

 

ということで、電池ボックスの出っ張りは、実はちゃんと考えられてあのサイズ感、あの出っ張り感なのです。

決して「収まらないからこれでいいや」という妥協によるデザインじゃないんですよ。