この度、パーカー(PARKER)のシャーペンを買いました。
こちらです。
ジョッター リンクチェーン スペシャルエディション メカニカルペンシル
芯径は0.5mmです。
色はウォーターブルーCTです。
ウォーターブルーCTのCTって何?って思って調べてみたんだけど、装飾がクロームトリムであることを指しているそうです。
クロームトリムというのは、クロームメッキ処理をしてるものなんだとか。
さて、外箱はそんなに高級感MAXというほどではなく、割と綺麗なパッケージといった感じです。
3000円超える商品なので、もうちょっとこだわっても良くない?とは思った。
実物を見て改めて思ったのは、「小ぶりだな」という感想。
この商品はメカニカルペンシルのみの販売です。
これを買う背景はとりあえず置いておくとして、シャーペンが欲しかったボクとしてはこれが目に留まった、そういうことです。
ペン先に向かって徐々にすぼんでいく特有のデザインと、ジョッターのメカニカルペンシルはペン先がすごく小さく見えるデザインなんだよね。
ガイドパイプもどきのようにちょっとだけスリーブがあるので、定規で線を引く際も邪魔にならないデザインが嬉しい。
お約束の矢羽根クリップ。
そして、このスペシャルエディションならではなのボディ上部のデザイン。
リンクチェーンという副題が付いているように、チェーンを表している様子。
書くことで人と人とのつながるということをテーマにしているんだとか。
こういうテーマって唐突に季節とか景色とかを持ってこられるより、筆記具としてのテーマが取り上げられるってのは、その商品自体を主役として考えられているのを感じて良いと思います。
ご存じの方も多いとは思いますが、パーカーってよくイギリスのブランドとして知られていながら生産はフランスで、発祥はアメリカと言う紆余曲折した背景を持つブランドですよね。
消しゴムは裸の魚肉ソーセージではなく、ちゃんと金具にはまったタイプです。
ノック部分や消しゴムはビタっと密接してはまるので、筆記中にカタついたりもしないし、かと言ってノックが固すぎるということもないです。
ノック音は静かな方だと思うので、会議中など静かなシーンでも問題なく使えると思います。
ここで、今回なぜこのジョッターを買おうと思ったのか綴っておこうと思う。
つい先日、ステッドラーのヘキサゴナルシャープペンシルについての不満をブログに残しました。
内容は「ノックで芯を出す時の繰り出し量が多過ぎる」というものです。
ボクはシャーペンを使う時、芯が出ていない状態から2回ノックして芯を出します。
その時のスリーブの先から芯が1mmを超えると長めと感じるんですが、ヘキサゴナルシャープペンシルは1.2mm繰り出されているのです。
厳密には毎回必ず1.2mmということもないようで、たまに1.0mm、あるいは1.1mmといった感じで、ちょうど良かったり長すぎと感じたり……
ちょっと長いくらいなら別に使いにくいということも無いんだけど、やはり芯が出過ぎるとその分折れやすくなってしまうのです。
特にボクは少しばかり筆圧が強くなってしまうので。
定規を使って線を引く時はヘキサゴナルのような製図用っぽいシャーペンは使い勝手が良いのだけど、普通にガリガリとメモを取りたい時は製図用である必要性はそれほどないので、そういう場合は芯がポキポキ折れてしまう心配のないシャーペンで書きたいわけです。
さて、芯が折れにくいシャーペンなら世の中にたくさんあるとは思うんですが、ボクは書き心地も損ないたくないということで、例えばオレンズネロはあまり使いたいと思わなくなっています。
以前は使ったこともあったんだけど、やはり書き味が気持ち悪く感じてしまい長続きしませんでした。
その他の折れない系シャーペンもデザインが好みじゃないこともあって、選択肢から外れています。
そうやって色々過去に使ったものや使い慣れたものも含めて検討していたところ、この際ゼロからシャーペンを探し直してみようと思い、あれこれネットサーフィンしていました。
とはいえ、どこぞの訳分からないブランドやメーカーのもので実績が信用できないものを選ぶのも嫌だったので、改めてこれまで気にしたことのあるメーカーのホームページなどを見てみようと思ったのです。
で、たまたまパーカーのページを見ていたらトップページにこのスペシャルエディションが目についたんですね。
ジョッターはボールペンなら持ってたけどシャーペンは使ったことがなかったので、日本限定販売ということでちょっと特別感あったし「これでいってみっか」というノリで買ってみたのです。
書き心地はまだ試したりないのだけど、今のところは普通という感想です。
グリップを滑るという意見もあるようですが、ボクは特に気にならなかったです。
個人的にまだ馴染めていないのは、かなり軽く感じるという点です。
14gそこそこしかないのだけど、カヴェコスペシャルで15gくらいだし、スマッシュは12gくらいなので、決して書き辛い重さではないはずです。
またボディ全体としてやや高重心ではあるものの、そもそもペンの全長が短く、132mmほどです。
よって、この点においても書き辛くはならないボディバランスになります。
にもかかわらず、筆記の際にフワフワした感じがするのは、恐らくいつも18g付近のペンばかりを使ってるからかもしれない。
持ってるジョッターを並べてみました。
真ん中はジョッターオリジナル、右はジョッターXLです。
XLだけあって一回り大きいのだけど、ボクはこのくらいのサイズの方が書きやすいと感じます。
今回購入したジョッターはやはり小ぶりです。
因みにロディアのスクリプトでガイドパイプを伸ばした状態よりかは1mmくらい長いので、めちゃくちゃ小さいかというとそこまでではないでしょう。
小ぶりなので手帳に挟んで使うとか、メモ帳と一緒にちょっと持ち運ぶとか、そういった機動性というメリットはありそうです。
このスペシャルエディションはカラバリとしてもう1つ、ブラックCTもあります。
そちらはグリップ部がマット調らしいので、見た目だけじゃなく質感も異なるので、選ぶ際は他の人のレビューなんかも見ておくと参考になると思います。
ひとまず、このジョッターで色々書いてみようと思う。