こちら、現在愛用中のHHKBです。

 

つい去年の12月半ばくらいまでは、日本語配列(墨)モデルを使っていました。

 

 

 

つまり現在手元にはHHKBが2台あるわけですが……

 

なんか色々なシチュエーションのタイピングを経た結果、ボクの使い方はEnterキーがホームポジションから近いと嬉しいということが判明し、さらにキートップを無刻印にしたい願望も合わさって、英語配列(雪)モデルを使い始めることとなりました。

 

で、英語配列となると当然OS上のキーボードレイアウトも英語配列に設定したいわけでして、かつ全角半角の切り替え方法などもどうしようかとか色々検討すべきことがありました。

 

 

HHKBはキーマップカスタマイズ用のツールが公式からリリースされてるので、もちろんそれを活用してあれこれ考えたわけであります。

 

 

そして、使い始めて1ヵ月も経った今となり、ようやくキーマップカスタマイズが定着したのです。

 

現在こんな感じ。

 

まず表側

 

こちらはほとんどいじってないです。

左側にもFnキーが欲しかったので、左下隅に配置。

そして、右下隅には半角への切り替え用に[英数]キーを配置。

 

そして裏側

 

肝となるのは、左下の◇キー(Windowsキー)と右下の[かな]キーだな。

 

表側からWindowsキーを排除してしまったので、裏側になってしまいはしたけれど、すぐ隣に配置したFnと一緒に押せばいいので特に不都合はないのです。

ただ、若干複雑になるのは、トリミングのスクショを行う際は、普通なら

 Shift+Win+S

によって行うと思うんだけど、このキーマップの場合、

 Shift+Fn→◇+S

という感じで、4つのキーを駆使しながら操作することになる。

この操作は手順にすると、

 

1.Shiftを押しっぱなしにして

2.さらにFnを押しっぱなしにし

3.そのまま◇も押すが、この時◇が押せた後はFnを離してよい

4.Shift+◇は押しっぱなしにした状態でSを押す

 

となるのだ。

文章で見ると面倒臭そうだけど、実際操作に慣れてしまえばどうってことはない。

 

ボクはこの操作で対応出来ること自体がなんか裏技っぽくて楽しんでいるのだ。

 

 

因みに、英語配列モデルを手にしたばかりの頃は、方向キーの配置をデフォのままではなく以下のようにカスタマイズしていた。

 

 

普通の方向キー配置のように、凸型となるようマッピングしたのだ。

これはこれで慣れれば使いやすかったんだけど、たまに間違えてFnを押し損ねた状態でEnterを押してしまうこともあり、意図せず決定やら改行してしまったりで、ちょっとリスク高いなと思ったんです。

 

結局デフォのまま慣れるのがHHKBらしいなと考え、今に至るわけです。

 

恐らく英語配列におけるキーマップカスタマイズで最も個人差が出るのは、やはりこの方向キーの配置なんじゃないか?

とか思ったりするんだけどどうでしょうね?

 

というのも、Mac特有のショートカットにちなんだカスタマイズとか、Linux系OSで使えるviエディタのカーソル移動方式に合わせてみたりとかしてそうです。

 

あとは、やっぱり日本語入力切替かな。

日本語配列モデルだったら変換/無変換キーに[かな][英数]を割り当てるのがオーソドックスだけど、英語配列となるとそれらのキーが存在しないので、デフォ設定のままいくのか、ボクのように専用に割り当てるのかなど、その人の思いが反映されそうです。

 

 

 

さて、そんな感じで1か月ほど英語配列のHHKBを使ってみたけれど、一つの結論が出ました。

 

日本語配列のキーボードに不満を持ってなければ、HHKBも日本語配列を使っておけば良い

 

ということ。

HHKBに関して言えば、英語配列によるメリットって大してないです。

 

実は、もう少し以前だったらメリットありました。

というのは、iPadやiPhoneではサードパーティの日本語配列キーボードを認識しなかったからです。

そのせいで、HHKBも英語配列じゃないと打ち込めない文字が出てきてしまう状態だったので、正直iPadやiPhoneでは日本語配列キーボードは使い勝手悪かったんです。

 

しかし、それもアップデートによって解決してくれちゃったので(大変良いことなんですけどね)、英語配列であることのアドバンテージは無いに等しくなったのです。

 

例えば、

 

「英語配列の方が見た目がカッコいい」

「英語配列の方が記号キーの配置が合理的」

 

この辺て、好みとか慣れの話です。

よって、メリットデメリットの話じゃないんですよね。

 

「HHKBは日本語配列だと最下段(Z,Xなどある段)は少し左にずれてる」

 

とかいう話も、確かに標準的じゃないけど慣れで解決できてしまいます。

そもそも誤入力が頻発するほどの問題でもないし。

 

普段の使い方が日本語の文章を打つことがメインという人においては、英語配列である必要はほぼ無いんです。

 

 

ボクはようやっと英語配列のキー配置に慣れてきたところなんですが、それでもまだちょくちょく*や+を日本語配列の時の配置で打とうとすることがあります。

 

日本語配列と英語配列の両方がパッパッと切り替えて使いこなせる脳になれたら、ちょっとカッコいいなとか思ったり思わなかったり……