PFUから発売されているHHKB Studioという商品……
こういうキーボードです。
公式販売サイトはこちら↓
HHKB Studio|PFUダイレクト (ricoh.com)
価格は44000円(税込)もするので、ほとんどの人がスルーする商品です。
キーボードで44000円て……て誰しもが思うはず。ボクも思う。
ただ、メカニカルキーボードを自作する人達からすると、このHHKB Studioは機能盛沢山なので、妥当かあるいはリーズナブルなお値段と感じるんだそうな。
要はそのくらいマニアックな商品だということです。
しかし、マニアックな商品なのにその手の人達からはとにかく大人気の様で、生産体制が整ったにもかかわらず、それでも品切れを起こす状態らしく、今もまだ公式サイトでわざわざ販売スケジュールを掲載しているようです。
ところで、こいつの日本語配列も見てみると……
このような見た目になるんですが、なんかProfessionalシリーズのHHKBと比べて、筐体手前にスペースが出来たせいか、キーみっちり感がなくなりましたよね。
↑こんな感じでしたからね。
逆にキーみっちり感が好きな人もいるので、ぶっちゃけ好みではあるんだけど、やはりスタイリッシュな見た目ではないのは否めないです。
それが、HHKB Studioだとみっちり感が軽減されたような見た目になっているので、これだったら英語配列じゃないとスタイリッシュじゃないといった感じでもない気がします。
なにせ日本語配列じゃないと独立した方向キーが存在しないので、方向キーを頻繁に操作する人にとっては日本語配列の方が圧倒的に便利です。
悩ましいのは、普段、英語配列キーボードを常用している人が、いざHHKBを使ってみたいと思った場合、独立した方向キーがなくてもストレスなく操作出来るようになるのか?といった点です。
ボクは先週、HHKB Professional HYBRID Type-Sの英語配列(雪)を買ってまして、仕事でもプライベートでも愛用中です。
で、独立方向キーがないけれども今では割とストレスなく使いこなせるようにはなりました。
ただし、キーマップカスタマイズはしていますが。
この高額なキーボードにおいて、価格以外に買うかどうか迷う要素があるのって、どうなだろうなぁ~って思うんです。
HYBRID Type-Sで36850円(税込)とかなりの高額……それよりもさらに高額なHHKB Studioということなので、それでいて英語配列を選択すると「方向キーないのかぁ」という点は足枷が重すぎないかなぁ?と。
因みに、ボクはProfessionalの方を買おうと思った際、HHKB Studioは選択肢には全く入りませんでした。
理由として、静電容量無接点方式じゃないからというのも無くはないんですが、無刻印キートップにしたいという点が譲れなかったからですね。
加えて、既にProfessionalの日本語配列の墨を持っているので、見た目も似ている上に携帯性も損なってしまいそうなHHKB Studioは選べなかった、といったところです。
それにしても、HHKB Studioって一体何がそんなに良くて人気があるのだろうか?
YouTubeで紹介してくれている人も結構いるんですが、どれを観てても割とデメリットの方が多く語られています。
もちろん良い点もたくさんあるのは分かるんだけど、44000円払って手に入れたい内容か?と問われると、「HHKBの最新モデルを使ってみたい」という欲求が強い人じゃない限り、正直買う意味ってほぼないと思っています。
純粋に上質なキータッチで使い込みたいだけだったら、Professional HYBRID Type-Sを選択する方が良いと思います。
それこそコンパクトキーボードに限った話であっても、HHKBじゃなくて良いならメカニカルキーボードってたくさんあるので、44000円もあったら2,3個買って試せます。
ゆえに、ボクはHHKB Studioの人気の理由があまりよく分からないのです。
分からないがゆえに色んな人のレビューでの意見を聞きたくて、毎日のようにHHKB Studioのレビューを漁っている感じです。買わないけど。