先月発売したHHKB Studioですが、その呼び方は
「エイチエイチケービー スタジオ」
です。
動画配信者の方が洒落て
「エイチエイチケービー ステューディオ」
って言ってたりしますが、あれは単にそう呼びたくて言ってるだけで、普通に「エイチエイチケービー スタジオ」と呼んでOKです。
公式サイトや販売サイトを見ても、どこにも読み方が書いてないので、動画を観られた方は「ステューディオ」って読むのが正しいの?って思ったかもしれないけど、「スタジオ」で大丈夫です。
というのも、PFUの販売推進部の統括部長が動画でそうおっしゃっているので間違いないです。
また、その他にもPFU担当の方から「スタジオ」で呼んでいるシーンを別の動画でも確認しました。
でもだからと言って、「ステューディオ」と呼ぶなということではなく、なんなら「スタディオ」と呼んでもいいでしょう。
要するに、Studioに対して読める読み方なら何でもいいということです。
お高い製品なので、もしこれを購入して、使っている本人がなんか読み方間違えてたらカッコ悪いな~って気にしちゃう人もいると思いますが、つまり心配ご無用です。
ボクも使ってみたいけど、みたいだけじゃ買えないよ……高すぎて。
今までのHHKBへのイメージって、HHKBは静電容量無接点方式だからこそ高額を覚悟するって感じだったんですよね。
リアルフォースも同様で、静電容量無接点方式がどうしても安価なものは手に入れようがないから高額でも仕方ないっていう認識だったんですが、HHKB Studioがいくら超静音でポインティングスティックがあってジェスチャパッドも装備しているといっても、メカニカルキーボードであるということが44000円(税込)という価格に対して高いと思わざるを得ない状態にしてますよね。
HHKB Professional HYBRID Type-Sの場合、
「キーボード1つに3万もするのか?」
に対して、
「いやでも静電容量無接点方式だから」
という絶対的なアピールポイントがあったんですが、HHKB Studioの場合、
「キーボード1つに4万もするのか?」
というさらなる高いハードルに対して、どういう返しがあれば納得を促せるだろうか?
これ、少々経済的に余裕のある家庭のお父さんが、「ちょっと新しいキーボード試したいから買ってみたよ」っつってなんか見た目的には今まで使ってたキーボードとそれほど見た目も変わらないものを見せられた奥さんは「へぇ~、でいくらしたの?」という問いに「税込で44000円」って答えた瞬間、「は?」っていう大き目の聞き返しがありそうでならないです。
経済的に余裕のある家庭で、でもですよ。
正直、ボクが今から44000円もするキーボードを買った場合、これを使って費用対効果を100%発揮させることは出来ない気がしてならない。
この後の人生で、本来このキーボードで発揮しうる能力を使い切って、44000円分の価値を使い切った仕事が出来るとは思えないんですよ。
ましてや今使ってるHHKB Professional HYBRID Type-Sでさえ、まだまだこれからも使わないといけないというのに……
確かに使いきれないくせに買い足してしまうものってあります。
ボクの場合、文房具なんかがそうなんだけど、例えばそれらってつい買ってしまう価格もせいぜい1000~2000円くらいだし、その頻度についても年に数本です。
40000円ってそれに20~40倍ってことになるわけで、文房具にかける費用と対比させると10年単位のアイテムってことになります。
よって、こんなものを数年に1回の頻度で買ってられないわけです。
HHKB Studioをちょうど今買うべき人って言うのは……
メカニカルキーボードの赤軸が好みなんだけど、HHKB配列に近いキーボードがどうしても見つからなくて、「あぁ、HHKBがメカニカルキーボードになってくれたらな~」
って願ってた人じゃないですかね?
ボクもメカニカル赤軸は好きで、HHKB Proにする前は赤軸キーボードを使用していました。
ただ、さらにそれと同じくらいHHKB Lite2も使い込んでいました。
なので、当時はHHKB配列かつメカニカル赤軸があったらサイコーなのにと思ったことはあります。
もし、HHKB Proを買う前にHHKB Studioが発売していたら、どっちを買っていたかは分かりません。もしかしたらStudioの方だったかもしれない。
あー、でも、単三電池4本も必要なのを嫌ってProにしたかもな……分からないけど。
以前ボクは、HHKB Professional HYBRID Type-Sは天井スペックと称したのだけど、HHKB Studioの方を見ても価格は最上だけど果たして天井スペックなのか?とは思ってしまう。
なんでもありなのは間違いないけどね。
(画像:PFUより引用)
そんなわけで、HHKB Studioに興味津々ではあるけれど、到底買える状況ではないので何となく思うところを綴ってみました。