今日はこいつについてです。

 

ステッドラーのシャー芯。その中のBという硬度についてです。

 

で、同時にこいつについても触れていきます。

 

 

はい、ヘキサゴナルシャープペンシルです。

 

このシャーペンには、初期芯としてBがセットされています。

外箱にそうハッキリと明言されているので、人為的ミスか嘘をついていない限り、これを信じるしかありません。

 

なので、ステッドラーのシャーペンである以上、冒頭にお見せした写真のシャー芯がセットされていると思っていたのです。

だって、普通自社製のシャー芯を入れるものじゃないですか。

 

だから、初期芯と同じ芯を使い続けたかったら、同社のB芯を買い足すという発想になるのは当然ですよね?

 

ボクは、ヘキサゴナルシャープペンシルの初期芯が結構滑らかな書き味だったので、このままこの芯を長く使える方が良いなと思い、初期芯を使い切る前に補充できるようにしておこうと、ステッドラーのB芯を買ってきたんです。

 

で、せっかくだから、HBやBの芯をちょっと比較してみようと、これから使い候補となるシャー芯を並べてみました。

 

 

 

ところがよ……とんでもないことが発覚したのです。

 

 

紙面、右上のやたら濃い字があるのがお分かりであろう。

今回購入してきたステッドラーのB芯で書いた文字です。

 

直ぐ左横にかいた「ステッドラー B 0.5  初期芯と同じはず」と書いた部分は初期芯で書いた文字です。

 

あまりの字の濃さと芯の柔らかさの違いに、明らかに同じ芯ではないことが窺えます。

 

じゃぁ、ヘキサゴナルシャープペンシルに初期芯としてセットされていた芯は何者なんだ?と。

 

しかも、これはたまたまボクのヘキサゴナル(シルバー)にセットされた芯がおかしいのではないと思われます。

なぜなら、ボクはヘキサゴナルのバージョン-0も所有しているのですが、こちらも購入直後に入っていた芯は少なくともこんな濃さではなかったと記憶しているからです。

 

いくらなんでもこんなに濃かったら驚いて記憶しているし……

 

 

じゃぁ、実はBをセットしているとか言って、実はHBだったんじゃ?と思うじゃないですか。

それも違うんですよ。

 

ステッドラーのB芯は、他社メーカーのB芯に比べると若干ながら引っかかりを感じるような書き心地なんですが、初期芯ではそういった感触はなかったんです。

感覚的な部分での判断なので、数値や見た目で確実に言えることとは違うんですが、それでも明確に分る程度に書き心地は異なっていました。

 

ということで、やはり何者なんだ?ということになります。

残念ながらそれは今のところ答えが出ないのですが、少なくともステッドラーのB芯は滅茶苦茶濃い字がかけるということだけは確かです。

 

 

因みに、ボクが持ってる芯の中では、uniのB芯がヘキサゴナルの初期芯に最も近かったです。

 

初期芯って販売店の方も良く把握していないだろうから、こういう謎はメーカー自身に問い合わせしないと分からないかもね。