ブルーライトが目に悪い影響を及ぼすという科学的根拠は今のところないようです。
ブルーライトカットを勧めるサイトやメーカーが見受けられますが、それらしい理屈は述べていても何かの臨床実験結果を基に言ってるわけでもなさそうです。
ボクも世界中探し回って根拠なしと言ってるわけでもないので、あくまで見つけられていないという感じ。
スマホの保護フィルムあるいは保護ガラスについて、ブルーライトカット版の製品が多数あります。
最近では保護ガラスであっても100円ショップで販売されるほど出回っていて、大変利用しやすいですよね。
さて、この保護フィルム(保護ガラス含む)ですが、ボクはブルーライトカットされてる製品を嫌っています。
し、人にも勧めていません。
というのも、どう考えてもデメリットしかないからです。
デメリット1.太陽光の反射がめっちゃ青くなる
ブルーライトカットフィルムの目的は映像のブルーライトをカットすることです。
つまり、ディスプレイ側からのブルーライトは抑えられます。
しかし、太陽光のように外からの光に含まれるブルーライトはそっくり反射されます。
それによって、明るい場所(特に屋外)でのプレイの際は、画面が青みがかった状態で見えます。
当然ながら非常に見づらくなります。
デメリット2.ディスプレイ自身に対するブルーライトダメージ
ブルーライトフィルムを貼ることで、画面から出るブルーライトはそのフィルムに反射して画面側へ返っていきます。
ブルーライトは短波の電磁波なので、例えばディスプレイが有機ELのように青色系の寿命が短いなどの特性があると、より早く寿命が来そうです。
まぁこれは推測になるんですが……でも余計なリスクは背負いたくない。
デメリット3.本来の発色で見えてない気持ち悪さ
とにもかくにもこれじゃないでしょうか?
スマホの場合、撮った写真しかり、映画の映像やらゲームの映像やら、全てにおいてブルーライトカットされますので、体感的に分からないレベルであっても、「その画面、本来の見た目じゃないよ」という声がどこからか聞こえてきます……ボクだけかもしれないけど。
例えばニンテンドースイッチなんかだとそこそこ画面でかいし、なんならタブレットなんかはもっと画面でかいです。
これらにおいてブルーライトカットなんかしたくないわって思います。
しかもニンテンドースイッチ有機ELモデルにおいては、先に述べたデメリット2を考えたら尚更そんなもの使いたくないわけです。
と言った感じで、個人的に持ってるデメリットを挙げてきましたが、別にブルーライトカット自体を否定するものではないです。
あくまでブルーライトカットの保護フィルムについてです。
ブルーライトカット眼鏡なんてのもありますが、あれはまた効果が異なるものと考えています。
画面に貼っちゃうわけではないので。
あれってあくまで瞳に入ってくるブルーライトカットなわけですからね。
そもそもスマホにしろゲーム機にしろ、画面輝度MAXに設定しっ放しの人ってあまりいないと思うんです。
節電したくもなるだろうし。
そうなると、照射ブルーライトなんてたかが知れてますよ。
目ん玉かっぴらいてガン見し続ける人ですら、ブルーライトによる影響云々に関係なく、その前に目が疲れると思います。
なので、ブルーライトカットの保護フィルムなんて意味ないと思っています。
せっかく高価なスマホ、タブレット、ゲーム機を使うなら、素直に映し出されたそのままの画像・映像を観たいと思いませんか?
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