タイピングゲームというか、要するにお題を読んでその通りに打ち込むそれの場合、タッチタイピングが習得出来ていたらズババって速く打てそうに思います。

 

しかし、タッチタイピングを習得したつもりなのに、なぜかタイピングゲームになると早く打てないとかミスタイプが多いとか、そういう状態だとしたら、それはおそらく

 

正確に文章を読めてない

 

のが原因だと思います。

 

タイピングゲームは、普段自分がタイプする際とは脳の使い方が違います。

 

普通にメール書いたりブログ書いたり、自分の頭で考えた内容のものを打ち込む分には、そのままスラスラ打てるけど、タイピングゲームののように決められた文章を打ち込む場合、そもそも正しく文章を読んで脳内で指先にそれを打ち込めと言う命令を出すまでに誤りが発生する可能性を高めています。

 

しかも、目から入る情報と耳から入る情報とで違ったりすると考えます。

 

例えば、打ちたい内容を喋ってもらってそれを聞いて打ち込むのと、タイピングゲームのように目で見て理解して打ち込むのとでは、脳の使い方が違うように思いました。

 

 

どちらかというと、耳から聞いた情報を打ち込む方が脳が楽な気がします。

 

打ち込むための文字を目で見ながら、さらに読むためにも目で追うというよりかは、耳でINして目でOUTする方が負荷が低いということなんでしょうか?

 

 

ということで、普段から正確に文章を読むことが苦手な人は、ある程度タイピング出来ていても中々正確に打ちこむとが出来ていないんじゃないでしょうか?

 

よって、タイプミスが多く誤変換も多い人というのは、恐らくその傾向が強いと思います。

 

しかも大抵の人はそのことに気づいていないと思われます。

特に正しく文章を読めない人というのは、性格的にも大雑把かいい加減な仕事をする人が多く、自覚なしに周りに滅茶苦茶迷惑かけてると思います。

 

 

そういうわけで、タイピングが苦手な人の中で、タッチタイピングがほぼほぼ出来ているのになぜかタイピング作業が遅いように見えたり、誤字や誤変換が多く、言葉を正確に使うことが出来ない人というのは、ものごとを正確に捉える・使うことが苦手と思われます。

 

それは、たとえ本をよく読んでる人でもです。

なんつっても適当に読んでますから、そういう人は。

 

多分、そういう人は小学生の国語の文章問題が解けません。

 

 

要するに、仕事出来ないと言われる人って、人から聞いて知ったこと、何かを読んで得た知識など、それら全てがきちんと整理して正確に取り込めていないのです。

 

この手の人に多いのは、「〇〇さんがそう言ってた」とか「××の資料に書いてあった」とか言うものの、後で確認してみると、「〇〇さんはそんなこと言ってない」や「××資料のどこにも書いてない」という嘘八百だったりします。

 

なぜなら、〇〇さんが伝えたのはイメージだけで、当人はそれを自分勝手の思い込みにより具現化させたことを〇〇さんが言ったということにすり替えしまったり、××資料にある言葉を正確に読み取れずに自分が解釈しやすい都合の良い言葉に置き換えて読んでしまったりしているからです。

 

 

よって、もし「この人仕事出来ないな」と言う人が周りにいたら、試しにタイピングゲームをやらせてみると良いです。

たぶん、ろくなスコア出ないと思います。

文章が正しく読めずに1文打ち込むのにミスタイプしまくるから……