どもどもみやたかなですおすましペガサスふんわりウイング

はじめましての方はこちら付けまつげ

8年ぶりに一人で映画を観ました。
(最近、ホント子育てが終わってきた感じすごいする)
1席ずつ空いてて、ゆったり。

「HOKUSAI」という葛飾北斎の映画が
すごく観たくて行ってきちゃった!
トーホーシネマズ日比谷にはオマージュ作品が展示されておりました。
雲の形が波とおそろい♡



ネタバレあるよ!



映画「HOKUSAI」は
葛飾北斎の絵師としての一生を描いた作品

端的に言及するならば
【地味ハデ】って感じ。


全体的にとても淡々としているけれど
緻密で美しくてドラマチック。

絵がモチーフなだけに
絵画のような映画でした。





絵は上手いが、色気がない。
胸に迫り来るものがない。

と言われ
世間に全く相手にされない若手絵師の北斎


道楽で描いた東洲斎写楽という
上手くないけどインパクト抜群の
スーパールーキーにボコボコにされちゃってw

北斎は何をやってもダメで
絶望して入水自殺を図った先に
自分の本当の描きたいものに出会う。

「これで生きていく」と決めた北斎は絵師として強くなる。
その後も
当代きってのカリスマ絵師・喜多川歌麿の弾圧や
病の後に駆り出す人生を賭けた旅路など

大いなる絶望感の後に
素晴らしい作品を都度都度生み出してゆく。


そのことからは

絶望と感動は常に表裏一体

失くすというものの後に
豊か(創造)というものがやってくる

なんて様相がじっくりと描かれていました。


なんのために死ぬか?

という【命題】に真をもたらすには

【偽】の「絶対に違うもの」がわからないと見えてこない。



蔦屋重三郎と北斎のやりとりには
(蔦屋書店TSUTAYAの名前はこの人かららしい)


蔦「おめぇはなんで絵描いてんだ?」


北「生まれが良くねぇから絵師になりゃ腕次第で成り上がれると思ったからでぇ」


蔦「そんな屁みたいなもんのためならやめちまえ」




からの



北「ただ、描きてぇんだ」

蔦「良い目になったじゃねぇか」

という変化が描かれていて



【命題】なんのために死ぬか?

【偽】世間的な成功のために

【真】たった1つの自分の心のために


というずいぶん粋な武士道が描かれていました。

世間的な成功=屁 だもんねww


そして【真】のために生きると、
【偽】の世間的な成功がやってくるというオマケつき。

成功したけどボロ屋に住んで、
絵師匠としてお弟子さんと絵描いてるのw
お弟子さん通いまくりなのにそこはもてなすことないんだ…w
きゃーカッコイイww



そこに通う武士で影の作家・柳亭種彦は、

【真】物書きやりたい   のために
【偽】武家のすばらしい家 を捨てて
【命題】武士ではなく、作家として死ぬ

という死のパラドックスも描かれていました。


すべてはそれぞれの【命題】のために。


武士でも絵師でも作家でも、
たった一つの命題のために生きて死ぬ
武士道は職域によらないと思いました♡

新渡戸稲造の「武士道」が読みたくなりますね。


次回は俳優さんについて♡



読んでくれてありがとうピンクハート

あでゅーラブラブラブラブラブラブ

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