ごきげんようだす
みやたかなです。

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昨日の続きで、無痛分娩のリスクについて。
最近、無痛分娩にしたことによる事故で
母子共に亡くなったり障害が出たりと
話題になっていますね。
原因は麻酔にあります。
硬膜外麻酔とよばれる背中に刺す麻酔の針が
深く刺さったり、適切な場所にされないと
うまくいかない。
投与量にも調整が必要。
要は麻酔の腕が悪いと、
大変なことになってしまう。
私が産んだ産院の先生は
元麻酔科医だったのでとても安心でした。
あと、
硬膜外麻酔に適応できない体質や
無痛分娩の麻酔があんまり効かないタイプ、
逆に効きすぎて下半身の感覚全体がなくなってしまうタイプの妊婦さんもいるらしく
その辺りは向き不向きがあります。
やってみないとわからないものみたい。
麻酔科医がいたら調節できそうなものだけど、その辺はどうなんでしょうね?
てことを考えると、
日本で無痛分娩は今後もあんまり浸透しないだろうな~と思いました。
産科医師・助産師・看護師に加えて
麻酔科医が必ず必要になってくるし
(人件費の問題)
こういうリスクに対して日本は消極的になる。
(子宮頸がんワクチンとかそうだよね)
痛みへの恐怖でぷるぷるしちゃって
せっかくの出産をブルーな気分に
仕立てあげちゃうくらいなら、
無痛分娩を気軽にできるようにした方が
日本の女性のためになるのにな、
なんて残念にも思います。
うちの母も義母も
「痛みを味わってこそ」
なんて言ってましたが、そんなのダサすぎる。
ハッピーと幸せな気分を選択できるんだから
それこそ積極的に選んだ方がいいもんね。
明日からは、そんなポリシーの私が
自然分娩を体験した話です(笑)。